【iPhone】視差効果(視覚効果)とは?機能や設定方法を解説!
視差効果とは、iPhoneに搭載されている機能の1つで、画面の傾き具合にかかわらず画面を見やすくしてくれるものです。
機能はON/OFFの切り替えが可能なので、自分が見やすいかどうかを考えて、機能を使うかを決めると良いでしょう。
そこで本記事では、iPhoneにおける視差効果の概要や設定方法、またiPhone X以降でこの機能を使うことのデメリットなどにも触れていきます。
これまで視差効果に着目したことがなかった人も、これを機会に知識を深めましょう。
Contents[OPEN]
【iPhone】視差効果(視覚効果)とは?
まず視差効果の概要について説明します。
初めて耳にした人は、実際に設定をONにしてみてみてください。
iOS 7から搭載された機能
今でこそ当たり前になっている視差効果ですが、搭載されたのはiOS 7が初めて。
画面の奥行きがより感じられるようになる機能のことです。
この機能をONにしていると、画面を見ている人の視線と画面に表示された物が平行になります。
そのため、画面を傾けたとしても、見る人からは画面やアイコンが見やすくなったり、立体的に見えたりします。
ロック画面やホーム画面に好みの画像を設定している人も多いでしょう。
壁紙を設定する時に「視差効果」の設定が可能なので、機能をONにした時とそうでない時の違いを感じられるはずです。
iPhoneの傾きにあわせて壁紙・アイコンが動く機能
奥行きが感じられるのは、画面中の壁紙やアイコンの動きによるものです。
壁紙設定の時に実際試してみると分かりますが、ONにすると、本体の傾きに併せて壁紙やアイコンが少し動きます。
分かりやすいように画像を見てみましょう。
◆画面を床と平行に持っている場合
◆画面を床に対して90度に立てて持っている場合
パッと見た感じでは変化に気づきにくいかもしれませんが、画面の傾きを90度くらい変えると、画面の位置が割と変わることが分かります。
上では極端に90度傾きを変えて見ましたが、端末をゆっくり傾むけてみると端末の動きに併せて画面もゆっくりと変化していきます。
そのため、画面の動きはとても滑らかで、自然に奥行きが出るでしょう。
画面切り替え時のアニメーションにも影響している
画面を切り替える時にも視差効果は影響しています。
特に分かりやすいのが、立ち上げていたアプリの画面からホーム画面に移動する時です。
使っていたアプリを閉じてホーム画面に切り替えると、ホーム画面の背景の画像が動くのが分かります。
イメージとしては、画像が画面の中心部に寄せられるような感じです。
しかし、OFFにすれば、当然上記のような動きは全く見られず、ただの静止画像となります。
画面を切り替える時の見え方の違いについては、iPhone X以降だとより顕著です。
そちらについては最後に詳しく解説することにします。
- 画面に奥行きと立体感を出すための機能
- ONにすると、端末を傾けても視線に合わせて画面が動く
- ロック・ホーム画面だけでなく、画面の切り替え時にも適応