【iPhone】視差効果(視覚効果)とは?機能や設定方法を解説!
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【iPhone】「視差効果(視覚効果)」の設定について
次に設定方法について見ていきましょう。
上記では、壁紙設定時にON/OFFの切り替えが設定できると説明しましたが、設定アプリからでもON/OFFの切り替えは可能です。
ここでは、設定アプリから行う手順について説明します。
「視差効果」の設定手順
設定アプリを開いたら、「アクセシリビティ」を選択してください。
そして「動作」をタップ。すると3つの項目が出てきます。
下図の黄色枠部分が視差効果に関する設定です。
この部分のON/OFを切り替えて、自分が見やすいように設定しましょう。
注意!「ON=効果が減らされる」「OFF=減らす動作を行わない」
初めてこの項目を見た人は、文章の書き方に惑わされることがあるかもしれません。
設定アプリの中では「視差効果を減らす」と書かれているのですが、壁紙設定時には「視差効果ON」と表記されるため、混同しやすいのではないでしょうか。
「視差効果を減らす」のONは、視差効果が減らされる→視差効果が機能しない、OFFは、視差効果を減らさない→視差効果が機能することをそれぞれ意味します。
言葉の意味を逆に捉えないように注意しましょう。
【iPhone】「視差効果を減らす」をONにすると?
「視差効果を減らす」をONに設定した際に、具体的に見られる変化について説明します。
Live壁紙・画面の切替やスクリーンエフェクトが変化する
Live壁紙とは、その言葉の通り動く壁紙のことです。
それをロック画面に設定していると、ロック画面を長押しすると画面が動きます。
それと同じような効果が得られるのがLive Photoです。
カメラを起動して、LiveをONにした上で写真を撮ると、シャッターを押す前後のカメラの動きも併せて撮影されます。
撮影したLive Photoを壁紙に設定すれば、Live壁紙と同様、画面の長押しで画面に表示された画像が動きます。
しかし、「視差効果を減らす」をONにしていると、Live壁紙やLive Photoをロック画面の壁紙に設定したとしても、静止画像と変わらず動くことはありません。
また上でも少し触れたように、画面を切り替える際の背景の動きにも変化が出ます。
視差効果を減らすと、切り替えの時に背景が動かず静止画像のままです。
そして、スクリーンエフェクトにも影響があります。
例えばメッセージ機能でエフェクト付きのメッセージを送る時です。
エフェクト付きのメッセージを受信すると、通常はメッセージを開けると画像のようにエフェクトが機能して画面が動きます。
※エフェクトの種類により表示のされ方は異なります。※
しかし、視差効果を減らす設定にしていると、メッセージを開いてもエフェクトの効果は見られず、ただのスタンプが表示されるだけです。
再生したい場合は、「エコーを再生」を押せば、相手から送られてきたエフェクトメッセージが見られるようになります。
特定のアプリのアニメーション・エフェクトが無効になる
設定した壁紙や受信したメッセージ以外にも、アプリ内のアニメーションやエフェクトなどにも影響が出てきます。
例として挙げられるのが、iPhone本体にデフォルトで入っている天気アプリです。
このアプリを開くと、今いる場所・登録している場所の天気の詳しい情報が見られるだけでなく、空の模様をアニメーションで見ることが可能です。
数字などの細かい情報を見なくても、一瞬でその日の天気を把握できるので便利でしょう。
アニメーションは、雲がゆっくり流れる様子などが映し出されてとてもきれいなのですが、視差効果を減らしていると、アニメーションではなくただの静止画像をなってしまいます。
すべてのアプリに適用されるわけではありませんが、アニメーションやエフェクト付きでアプリを使いたいという場合は、視差効果を減らさない設定にしておきましょう。