【Chrome】常にシークレットモードで起動する方法!メリットも解説
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ダウンロード履歴
足跡として残るものはもう1つあります。
それが、ダウンロード記録です。
Webサイトから無料のソフトウェアやファイルなどをダウンロードすると、ダウンロードされたデータはすべて足跡としてブラウザに保存されます。
【Chrome】シークレットモードを常に起動するメリットは?
Google Chromeを標準モードで起動させてWebサイトにアクセスすると、様々なデータが履歴としてブラウザに保存されてしまうことが理解できたと思います。
シークレットモードにすると、これからすべてのデータをブラウザに残すことなくWebサイトへのアクセスや閲覧ができます。
足跡が全く残らないため、誰も自分がどの時間帯にどのWebサイトにアクセスしたかを追跡することはできません。
シークレットモードを使ってWebサイトへのアクセスや閲覧をする2つのメリットを紹介します。
Chrome上にCookieや検索履歴を残さずにアクセスできる
最初に紹介するメリットは、Cookieや検索履歴が残らないことです。
この記事で紹介したように、Cookieは個人情報を保存し何度も同じデータをWebページに入力する手間を省くためのものです。
そのため、Amazonや他のショッピングサイトへのログインの際に、素早く商品画面にアクセスできます。
でも、個人情報という大切なデータが履歴として残ってしまうことは、怖いことでもあります。
なぜなら、第三者が自分の端末を使い勝手にログインして買い物ができてしまうからです。
検索履歴が残らないことも、時には大切です。
たとえば、格安航空券などの検索を標準モードで行うと、最安値の航空券が表示されない場合があります。
航空会社のシステムが検索履歴から顧客の興味関心を認識するため、安いチケットの情報は出にくくなっているからです。
でも、シークレットモードにすれば常に最安値のオプションを表示してくれます。
自分以外のPCからログインしてもパスワードが残らない
もう1つのメリットは、複数の人と共有しているパソコンを使ってWebサイトにアクセスして買い物ができることです。
緊急事態が生じたため、インターネット喫茶やマンガ喫茶などに置かれているパソコンを使って作業をしなければならない場合でも安心できます。
もしかしたら、Webサイト上に名前やメールアドレスだけでなく住所や電話番号、またクレジットカードの情報も入力しなければならないかもしれません。
シークレットモードで作業を行えばCookieが残らないので、入力した大切な個人情報が第三者に盗まれることはないので安心できます。
【Chrome】シークレットモードを常にONにすると便利な場面とは
Google Chromeのシークレットモードは、使用するときに標準モードから切り替えて使用します。
でも、状況によっては、シークレットモードに切り替えた状態でずっと使い続けたいと思うこともあります。
Google Chromeの設定を常にシークレットモードにしておきたいと思うどんな状況があるでしょうか。
2つの状況をピックアップして紹介します。
会社や学校で共有端末を使用しているとき
最初に取り上げる状況は、会社や学校です。
会社で自分のコンピューターを利用する人は、ほとんどいないでしょう。
普通は会社が用意したコンピューターで作業を行います。
そのため、同じパソコンを他の人と共同で使わなければなりません。
学校でも同じような状況が考えられます。
シークレットモードで必要な作業を行えば個人情報を含めた履歴は残らないので安心ですが、設置されているコンピュータをシェアするすべての人もシークレットモードで使用したいと考えているはずです。
そのため、シークレットモードに固定できれば便利です。
ちなみに、会社の場合シークレットモードでWebサイトを閲覧しても、ネットワークの中継装置に履歴は残ります。
ただ、不正アクセスが発覚し調査が入らない限り、分かることはまずありません。