個人情報保護などのために、スマホにセキュリティ対策アプリをインストールしている、Androidユーザも多いと思います。

ただ、時々、動作が重い、アプリの切り替わりや起動が遅い…と感じることも少なくないのではないでしょうか。

今回は、セキュリティアプリAvastを利用していてスマホの動作が重く感じられるときにやるべきことをいくつかまとめてみました。

イライラする前にサクッと対策して、快適なスマホライフを送りましょう！

【Android】Avastの基礎知識！動作は重い？

まずはAvastについて一体どんなものなのか、どんなことができるのか、少し学んでみましょう。

無料でも使える人気のセキュリティアプリ

Avastは誰でも使える無料のセキュリティアプリとして、高い人気を誇っているアプリケーションのひとつです。

Android用だけではなく、iOS用、パソコン用としてはWindows用やMac用もあるので、ご存知の方も多いかと思います。

高機能の代わりに有料のアプリも増えてきていますが、Avastはパソコン用もスマホ用も無料で使える手軽さから、導入される方も増えてきている人気のアプリです。

機能を増やしたい時にはアップグレードをすることでフルバージョンとして使うこともできます。

広告表示をなくしてもう少し高機能にしたい時はプレミアム(月額960円、2年目以降は1600円)、VPN接続ができるアルティメット(月額1800円、2年目以降は3000円)と2つのプランがありますが、無料プランでも十分高機能なので、しばらく使ってみてからの判断でもいいでしょう。

動作が軽いセキュリティアプリとして評判

たとえ無料で使えるアプリだったとしても、動作が重くなってしまうのであれば本末転倒ですが、Avastはその動作の軽さから人気が出たと言っても過言ではありません。

インストールした後の設定も簡単なことや、海外アプリケーションによくありがちな「設定項目が英語」ということもないため、お試しで利用した後そのまま長く使い続けている、という方も多いようです。

Avastの動作が重くなる原因は？

動作が軽いと聞いてインストールしたのに、動作が重くなってしまうのは何故なのでしょうか。

それは、セキュリティアプリの特性として「常に動き続けている」ということが密接に関係してきます。

通常スマホやパソコンは「メモリ」と呼ばれるアプリが動作できる入れ物を持っていて、その入れ物の大きさはスマホやパソコンを買ったときに決められているものとなります。

この入れ物の中にアプリのデータや写真などのデータを保存していくわけですが、普段は問題なく使えるようになっています。

アプリも使うとこの入れ物に一時的にデータを保存していきますが、使い終わると入れ物に入っていたデータを整理して中身を空けます。

ただ、セキュリティアプリはシステムやデータを常に保護しなければいけないため、動作を停止することができず、いつも動き続けている必要があります。

仮にLINEや音楽・動画の再生、Web閲覧を行なっていても、見えないところで動作を行い、悪さをするものがないか、何か攻撃されていないかなどをこの入れ物の中を常に監視し続けます。

そのため、動き続けることで使える入れ物を一時的なデータで埋めてしまうことがあり、結果として動作が遅く重くなってしまう、という現象が発生してしまうのです。