【MicroSD・SDカード】書き込み禁止が表示される!原因と対処法
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レジストリを編集する
Windowsの設定情報が保存されているレジストリを直接編集することで、書き込み禁止を解除することができます。
しかし、レジストリの編集を誤ってしまうと、システムエラーを起こして最悪PCが起動できなくなってしまう場合があります。
そのため、まずは以下の手順でレジストリのバックアップをとっておきましょう。
- 「Windowsキー」と「Rキー」を同時に押す。
- 「ファイル名を指定して実行」が表示されたら、「regedit」と入力して「OK」をクリック。
- 「レジストリエディター」が表示されたら、画面左上の「ファイル」をクリック。
- メニューを開いたら、「エクスポート」を選択。
- 保存先のフォルダを選択。
- ファイル名を入力したら、「OK」をクリック。
これで、選択したフォルダにレジストリのバックアップが作成されました。
続いて、レジストリの編集に移りましょう。
- 「レジストリエディター」を開いたら、左サイドバーの「HKEY_LOCAL_MACHINE」をクリック。
- 「SYSTEM」→「CurrentControlSet」→「Control」の順にクリックしてツリーを展開。
- 「Control」のフォルダ内にある「StorageDevicePolicies」を右クリック。
- 「新規」→「QWORD(64ビット)値」を選択(PCが32ビットの場合は「DWORD(32ビット)値」を選択)。
- 「新しい値 #1」が作成されたら、名前を「WriteProtect」に変更。
- 「WriteProtect」をダブルクリック。
- 編集画面が表示されたら、「値のデータ」を「0」に設定して「OK」をクリック。
これで編集完了です。
【MicroSD・SDカード】書き込み禁止を解除したい!《ソフト・ツール》
ウイルス感染やファイルシステムの破損が原因で書き込みが禁止されている場合は、一度SDカードをフォーマットする必要があります。
フォーマットはWindows上で行えますが、ここでは他社製のソフトを使ってフォーマットする方法をご紹介します。
「MiniTool Partition Wizard」を使う
SDカードのファイルシステムが破損しているのが原因で書き込めない場合は、「MiniTool Partition Wizard」を使うことで、ファイルシステムのエラーを修正できます。
こちらのソフトは、以下のリンク先で無料インストールできます。
ソフトをインストールしたら、以下の手順で書き込みできないSDカードをフォーマットしましょう。
- 書き込みできないSDカードをPCに挿入。
- 「MiniTool Partition Wizard」を起動。
- SDカードのパーティーションを選択。
- 左サイドバーの「ファイルシステムのチェック」をクリック。
- 「チェックして検出したエラーを修正する」を選択したら、「開始」をクリック。
参照:MiniTool Partition Wizardのチュートリアル
「SD Memory Card Formatter」を使う
「SD Memory Card Formatter」を使えば、書き込みできなくなったSDカードを強制的にフォーマットすることができます。
こちらのソフトは、以下のリンク先で無料インストールできます。
ソフトをインストールしたら、以下の手順で書き込みできないSDカードをフォーマットしましょう。
- 書き込みできないSDカードをPCに挿入。
- 「SD Memory Card Formatter」を起動。
- 「カードの選択」のプルダウンメニューをクリックして、書き込みできないSDカードを選択したら「更新」をクリック。
- 「上書きフォーマット」を選択したら、「フォーマット」をクリック。
- 確認画面が表示されたら、「はい」を選択。
参照:SD Card Formatter 5.01 ユーザーマニュアル
MicroSD・SDカードの書き込み禁止を解除しよう!
MicroSD・SDカードに書き込みできないのは、「スイッチがLOCK方向にスライドされている」「ウイルスに感染している」「書き込み権限が付与されていない」など様々な原因が考えられます。
書き込み禁止のエラーが出た場合はデータの読み取りなら可能ですが、SDカードへデータをコピーしたり、データを編集・削除したりすることができなくなります。
もし、実際にエラーが起きた場合は、今回ご紹介した対処法で解除できるか試してみて下さい。