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【YouTube】Live配信で差を付けたいならビットレートが重要!

【YouTube】Live配信で差を付けたいならビットレートが重要!

【YouTube】Live配信に適切なビットレートの決め方

ここからは、YouTubeでのLive配信に適したビットレートを決める方法をご紹介します。考慮したいのは以下3点です。

  • 上りの回線速度
  • 混雑する時間帯の速度規制
  • PCのスペック

これらを考慮し、適切なビットレートを設定し配信のクオリティアップを目指しましょう。

上り(アップロードの速さ)の速度を調べておく

YouTubeに限らず、ライブ配信をする上で重要になるのが回線速度です。ライブ配信はエンコーダーを通して変換したデータを、ライブ配信用サーバーにアップロードします。そのアップロードされたデータを視聴者が再生するといった仕組みです。

そのため、ライブ配信者がサーバーへアップロードする速度(上りの回線速度)が重要になってきます。回線速度はネットで簡単に測定できるので、「回線速度 上り」などで検索し測定してみましょう。

下の画像は実際にWild Speedというサイトで回線速度を測った数値です。

上り回線速度

この測定では、上り回線速度は約100Mbpsでした。測定した回線だと100Mbpsを超えた場合、アップロードに遅延が生じる可能性が高いことがわかります。そのため、ビットレートは回線速度を超えないよう設定しましょう。

混雑する時間帯や速度規制も頭に入れておく

回線速度は一定ではありません。測定した速度が常に出るわけではないので、そのことを頭に入れておきましょう。例えば、夜20~24時やお昼休みの時間帯は利用者が増え、回線は混雑しがちなので通信速度は遅くなります。

また、利用しているプロバイダによっては混雑を避けるため、速度規制がかかることもあります。速度規制の条件は各プロバイダにより異なります。特定の時間に回線が極端に重くなった経験のある方は、プロバイダの公式サイト等にて情報を確認しましょう。

PCのスペックも関係してくる

見落としがちですがPCのスペックも重要です。通信速度にも、エンコードの処理速度にも影響してきます。基本的には

  • 新しいOS
  • CPUが高性能
  • メモリが多い

と処理速度も通信速度も速くなります。特にCPUは重要で、CPUの性能が低いと処理がデータの送受信に追いつかず、通信速度は遅くなってしまいます。もし本格的に高クオリティの配信を目指すなら、PCも配信向きのものを用意するといいですね。

【YouTube】Live配信におすすめのビットレートとは?

YouTubeをはじめ、ライブ配信サービスでは推奨ビットレートが設定されています。

配信サービス 推奨ビットレート
ニコニコ生放送 720p(6000Kbps)、それ以外(2000Kbps)
ふわっち 2000Kbps
SHOWROOM 映像1500Kbps+音声96Kbps
LINE LIVE 映像2000Kbps+音声192Kbps
ツイキャス 800Kbps

もちろんYouTube Liveにも推奨ビットレートが存在します。設定の参考になるので、必ずチェックしておきましょう。

YouTubeで推奨しているのは4500Kbpsから9000Kbps

肝心のYouTubeの推奨ビットレートは、一般的に4500Kbps~9000Kbpsとされています。これは他のライブ配信サービスと比べても、比較的高めの数値となっています。実際にYouTubeのLive配信は画質がいいものが多いです。

YouTubeは全世界に約20憶人の視聴者がおり、YouTuberやLive配信者の数も桁違いです。そのため、高クオリティの配信や動画が求められるのでしょう。周りに差をつけようと思ったら、配信内容はもとより画質や音質も「質」を求められてきます。


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