まずはGoogle マップに位置情報の利用を許可しておこう

「Google マップ」を1人で使うことが多いと位置情報の共有機能の便利さがよく理解できないかもしれませんが、友だちやグループで一緒に行動する機会が多い人であれば、この機能がいかに便利で役立つものかがよく理解できると思います。

ここからは、「Google マップ」の便利な位置情報の共有機能の使い方をご紹介します。

まずはGoogle マップに位置情報の利用を許可しておこう

「Google マップ」を使うには「設定」アプリにある「位置情報サービス」と連動させる必要があります。

今回はiPhoneを使って説明していきます。

ホーム画面にある「設定」アプリを開きましょう。

「設定」画面を下に向かってスクロールすると「プライバシー」という設定項目があるので選択しタップします。

画面上部に「位置情報サービス」の設定項目があるのでタップしましょう。

「位置情報サービス」と連動しているアプリが一覧になって表示されているので、「Google Maps」を探し見つけたらタップします。

位置情報サービスの利用頻度を設定する画面が立ち上がるので「常に」を選びタップしましょう。これで設定完了です。

Google アカウントを持っているユーザーと共有する方法

位置情報の共有は、Google アカウントを持っている人にも持っていない人も利用可能です。

ここでは、それぞれの状況で位置情報を共有する操作手順を順番に説明していきます。

最初はGoogle アカウントを持っている人と位置情報を共有する方法です。

ホーム画面にある「Google マップ」アプリをタップして開きましょう。

「Google マップ」のトップ画面が立ち上がったら現在地がアイコンによって表示されているので、そのアイコンをタップしましょう。

メニューがポップアップされるので、表示されている項目の中から「現在地を共有」を選びタップします。

「リアルタイムの現在地を共有」画面が立ち上がります。表示されているプロフィールアイコンの中で、「Google マップ」のアイコンマークが付いているものがGoogle アカウントを持っているユーザーなので、1人を選びタップしましょう。

位置情報の共有時間を決めます。15分から3日の間で共有時間が選べるので、希望するものを選びましょう。終了したら「共有」をタップします。

「現在地の共有」画面が立ち上がり、画面の下に選択したユーザーのプロフィールが表示されるのでタップしましょう。

現在地を共有するために相手にリクエストを送信する必要があるので「リクエスト」をタップしましょう。

「メールアドレスを共有しますか」というポップアップが表示されるので「リクエスト」をタップします。

相手がリクエストを受理して自分の現在地を共有すると、そのことが先ほどの「プロフィール」に反映されます。

Google アカウントを持っていないユーザーと共有する方法

続いてGoogle アカウントを持っていない人に位置情報を共有する方法を説明します。

先ほど説明した手順に従い「現在地アイコン」→「現在地を共有」と進みましょう。

「リアルタイムの現在地を共有」画面が立ち上がったら「その他のオプション」をタップします。

共有方法の選択肢が表示されるので、希望するものを選びタップしましょう。ここでは「LINE」を選びます。

送信先を選択しましょう。共有リンクが送信されます。

到着予定時刻や公共交通機関による移動情報を共有する方法

次に、到着予定時刻や公共交通機関による移動情報を友だちと共有する方法を説明します。

待ち合わせ場所を決めて友だちと出かける際に設定すると便利です。

「Google マップ」のトップ画面に戻り「ルート設定」を行うためのアイコンがあるのでタップしましょう。

出発地点は現在地になっているので目的地を入力します。

ルート情報が表示されます。ここで移動方法を選択します。バスや電車などの公共交通機関を選択すると、最適な移動オプションを表示してくれます。確認が終わったら「開始」をタップしましょう。

ポップアップが表示されるので「OK」をタップします。

ナビ画面になったら、画面下に表示されている所要時間をタップしましょう。

メニューが表示されるので「移動状況を共有」をタップしましょう。これで完了です。

共有を停止したいときは？

次に位置データの共有をキャンセルする方法を説明します。

先ほど説明した手順に従い「現在地アイコン」→「現在地の共有」と進みます。共有されているユーザーのプロフィールアイコンと詳細が表示されるのでタップしましょう。

相手の共有状態が画面の下に表示され「停止」があるのでタップしましょう。これで共有がキャンセルされます。