【Android】スマホのSDカードを交換する3ステップ!データ移行時のポイントも解説
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【Android】SDカード交換時の2つの注意点
ここでは、SDカードを新しいSDカードへ交換する際の2つの注意点をご紹介します。
- SDカードに移行できないアプリもある
- ホーム画面の設定などはバックアップできない
それぞれの注意点について、詳しく見ていきましょう。
SDカードへ移行できないアプリもある
システム系のアプリや他のアプリと密接な関係にあるアプリは、新しいSDカードへデータを移行させることができません。
表示されているものでも、移行できないデータはエラーとなります。
ホーム画面の設定はバックアップできない
SDカードだけを入れ替えるなら大きな問題にはなりにくいですが、スマホごと買い替える場合は、ホーム画面の配置を含めた全てのショートカットがリセットされた状態になります。
SDカードにインストールされているアプリのショートカットの位置も変更される場合があるので、どこに何を入れていたのかをなるべく覚えておきましょう。
【Android】SDカードの選び方
最後にSDカードの選び方のポイントをご紹介します。
- 容量の大きさ
- データ転送の速さ
ポイントは「容量」と「転送速度」なのですが、それぞれどのような点に気をつけて選べば良いのでしょうか?
SDカードの容量の大きさ
SDカードのストレージが大きければ大きいほど、たくさんのデータを記録できるのは間違いないですが、ここで知っておきたいポイントがあります。
それは「データ容量の単位」です。
データ容量も「長さ」や「重さ」と同じように単位が決まっています。
- バイト < キロバイト < メガバイト < ギガバイト < テラバイト
ざっくりと1000ごとの単位(正確には1024)で切り上げて計算すると、1000バイト=1キロバイト、1000キロバイト=1メガバイト、1000メガバイト=1ギガバイト、1000ギガバイト=1テラバイトになります。
例えば512GB(ギガバイト)と1TB(テラバイト)では、「1TBの方が大きい」ということになります。
スマホに合った容量のSDカードを選ぼう
SDカードの容量が大きければ大きいほど保存できるデータは増えますが、そういった大容量のSDカードが全てのスマホに対応しているわけではありません。
まずは、自分のスマホの情報を頭に入れておきましょう。
スマホの型番(もしくは名前)と外部メモリで検索すれば、対応しているSDカードがわかります。
ただ、スマホの中にはSDではなく「NMカード」という独自規格のメモリーカードを採用している機種もあるので、SDカードが使えるタイプなのかNMカードしか使えないタイプなのかも調べておきましょう。
スマホで使えるSDカードの種類
SDカードには、いくつかの種類があります。
先ほども少し触れましたが、メーカー独自規格というものもあるので、自分のスマホに使われているメモリーカードがどのタイプなのかを、実際に取り出して確認してみましょう。
多くの場合、microSDカードが取り扱われていますが、本当に合っているかどうかを確認しておきましょう。
SDカードのデータ転送の速さ
HUAWEI独自規格のNMカードは別として、microSDカードには「転送速度」というものがあります。
転送速度とは、一定時間にどれくらいのデータを他の端末へ転送できるかというスピードを表します。
下記のようにSDカードの表面に印字されているので見てみてください。
転送速度 | スピードクラス | UHS | VIDEO |
---|---|---|---|
30MB/S | – | U3 | V30 |
10MB/S | class10 | U1 | V10 |
6MB/S | class6 | – | V6 |
「スピードクラス」も「UHS」も「VIDEO」も転送速度を表しているのですが、メーカーによって表記が異なるので注意しましょう。
「転送速度」と照らし合わせてチェックしてみてくださいね。