Apple IDのサインイン/サインアウトを試す

Apple IDへサインインされた状態であることが確認できるのに、アプリのアップデートを拒否されるなら、原因はApple IDの認証が正しく行われていないからかもしれません。

Apple IDが正式に認証されなければiPadのサービスは利用できなくなるので、1度Apple IDをサインアウトし、再びサインインして様子を見てみましょう。

「設定」アプリの「ユーザー名」をタップして、Apple ID画面を立ち上げます。

画面を上に向かってスワイプすると「サインアウト」と赤く表示されているので、タップしましょう。

Apple IDのパスワードを入力する画面が立ち上がるので、パスワードを入力し「オフにする」をタップします。

データのコピーをiPadに残すかどうか尋ねる画面が表示されるので、設定を行い「サインアウト」をタップしましょう。

確認のポップアップが表示されるので「サインアウト」をタップしましょう。これで、サインアウトが始まります。

サインアウトが終了したら「設定」画面へ戻りましょう。「ユーザー名」に「iPadにサインイン」と青色で表示されているので、タップしてサインインを行いましょう。

App Storeを再起動する

「App Store」アプリに何らかの不具合やエラーが生じている可能性もあります。

生じている不具合やエラーが一時的なものであれば「App Store」アプリを再起動することで改善されるので、その後アプリのアップデートを試してみましょう。

「App Store」アプリの再起動方法は、以下の通りです。

ホームボタンがあるiPadの機種の場合は、ホームボタンを2度連打します。

ホームボタンがないiPadの機種の場合は、サイドボタンを2度連打しましょう。バックグラウンドで動いているアプリがすべて表示されるので「App Store」アプリを探し、指で上に向かってスワイプすれば完了です。

ホーム画面の「App Store」アプリをタップすれば再起動されます。

不要なデータを削除する

アプリのアップデートができない原因の1つに、iPadの内部ストレージの空き容量が少ないことも含まれていました。

ストレージの空き容量を増やすための方法は、不要なデータを削除することです。写真や画像はiCloudまたはPCへ移動させましょう。

また、使っていないアプリや容量が大きく内部ストレージを圧迫しているアプリを削除して空き容量を増やしましょう。

「設定」アプリの「一般」の中には「iPadストレージ」があるので、内部ストレージの空き容量やアプリの容量などを細かくチェックできます。

バックグラウンドで起動しているアプリを削除する

アプリをアップデートする際に、データ通信を行う必要がありますが、バックグラウンドで動いている他のアプリに干渉されてしまい、上手くいかない場合もあります。

アップデートを行う際は、バックグラウンドで起動している他のアプリを完全に終了しましょう。

「App Store」アプリの再起動の方法を紹介した際に、説明したのと同じ手順を踏むと、バックグラウンドで動いているすべてのアプリを表示させられます。1つずつ指で上に向かってスワイプしながらすべてのアプリを終了させましょう。

iPadを再起動する

iPadそのものに不具合やエラーが起きている場合、最も効果的な対処法が再起動です。特にデバイスを再起動するとメモリが解放されるため、再起動後のデバイスのパフォーマンスも向上します。

電源ボタンを押し続けると、ホーム画面に「スライドして電源オフ」のポップアップが表示されるので、指示に従い電源を落とします。その後、電源ボタンをもう1度押し続ければ再起動できます。