Windows用iCloudにiPhoneデータをバックアップする方法を紹介!
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注意!iPhoneで「iCloudフォトライブラリ」をオンにする必要がある
iPhoneのiCloud上にある写真データをPCにバックアップしたり保存したりするには、iPhone側の操作でiCloudフォトライブラリを有効にしておかなければなりません。
先ほど説明したように、iPhoneのiCloudの設定ではiCloud上にバックアップしておくデータのオンオフを切り替えることができます。
設定で「写真」をオフにしていれば、撮った写真はiCloud上に保存されません。
なのでPCのiCloudで写真データを扱う場合、予めiPhone側のiCloudで写真へのアクセスをオンにしておきましょう。
iCloudでパソコンにバックアップした写真データをダウンロードする方法
Windows版iCloudの「iCloud写真」にある写真データは、一見するとPC内にデータが保存されているように見えます。
ですが、実はそのデータは、まだPC本体に保存されていません。
「iCloud写真」で表示されているデータは、あくまでオンラインストレージ上にあるデータを表示しているに過ぎません。欲しい写真はダウンロードする必要があります。
この章では、Windows用iCloud内にある写真データをダウンロードする手順について解説します。
ダウンロード・保存手順
ダウンロードはとても簡単で、写真データをダブルクリックするだけでOKです。複数の写真をダウンロードする場合は範囲を選択して右クリックし、「開く」を選びましょう。
ダウンロード済みの写真はそのまま「iCloud写真」内に保存されます。保存が完了した写真にはチェックマークが付きます。
クラウドアイコンが付いている写真は未ダウンロードです。
PC内の別のフォルダに写真を保存するなら「コピー」を使います。仕様上、「切り取り」はできない点には注意しておきましょう。
注意!「コピー・貼り付け」操作以外はエラーになる
iCloud写真上にある写真データをPC内の別フォルダに移す場合、「コピー・貼り付け」以外の操作は全てエラーとなります。例えば「切り取り」はエラー対象です。
コピー・貼り付け以外の操作をしようとするとエラーが発生して操作を拒否されてしまいます。写真データを別フォルダに移す場合はコピー以外使えないと覚えておきましょう。
ただし、別フォルダにある写真データをiCloud写真に移す分には問題ありません。コピー・切り取りの両方で転送ができます。
パソコンの「Windows用iCloud」にバックアップした書類データはどこ?
Windows用iCloudでバックアップを取っているデータは、写真だけではありません。その他にもダウンロードして「ファイル」アプリに保存したPDFなどのテキストファイルも保管されています。
ではそのテキストファイルをPC上で確認するには、どこのフォルダを見ればいいのでしょうか。この章では、Windows用iCloudでバックアップしているテキストファイルの保存場所について解説します。
ファイル場所はエクスプローラーの「iCloud Drive」にある
iCloud上のテキストファイルは、「iCloud Drive」に保存されています。iCloud Driveの場所は「Windows:SSD」→「ユーザー」→「iCloud Drive」の順に進むことで確認が可能です。
iCloud Driveとは、iCloudにあるテキストファイルやダウンロードした各種データ類を保管するアプリです。iOS8まではiCloud Drive自体のアプリが存在しましたが、iOS11以降ではiCloud内にある機能の一つとして統合されました。
先ほどの写真データのときと同様、Windows用iCloudでデータを扱う場合は、iPhoneのiCloud側でiCloud Driveの同期をオンにしておかなければなりません。
iCloud Driveにて保存されているデータは、iPhoneの「ファイル」アプリにて保存されているものになります。写真データであっても「ファイル」に保存されているなら、データはiCloud Driveに紐づけられています。