PCからSMSを送る方法を解説!ビジネスに使える一斉送信の使い方もチェック!
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メールソフトから一斉送信する
PCのメールアプリケーションからSMSを送信する場合には、前述のスマホの電話回線と連携する方法のほかに法人向けのサービスを利用する方法があります。
専用配信ツールを使うことなく、普段使っているPCのメールソフトからSMSを送信するサービスを提供する業者では、専用ドメインに送信先の国番号や電話番号などを入力することで、PCから送信できるようにしています。
API連携で基幹システムから一斉送信する
本人確認、EC決済のお知らせ、パスワード送信など、重要な情報を即時性をもって自動送信したい場合は、自社のシステムとの連携をすることが多いのではないでしょうか。
法人では新たにシステムを構築することもあるでしょうが、多くの場、SMSメッセージの送信には顧客管理システムとSMS送信を共有するAPI(Application Programming Interface)の導入が行われています。
既存のシステムを生かしてソフトウェアの機能を共有して活用するAPI連携でSMSを送信する、法人向けの方法です。
PCからSMSを一斉送信する際の注意点
PCからSMSでメッセージを一斉送信する際には、内容はもちろん送信方法にも注意したい点があります。
ここでは、ビジネスシーンへのSMSの導入を前に、あらかじめ知っておきたい情報を取り上げていきます。
広告宣伝のSMS一斉送信には同意が必要
SMSを活用しようと思い立ったものの、利用目的が確定していないということはありませんか?
連絡手段として汎用性のあるメールに対して、SMSは文字数の制限やポップアップ機能による緊急性をイメージさせるスタイルから、その使用法を事前に限定しておく必要があります。
また、前述のとおり、広告宣伝の内容はSMSも前出の特定電子メールに該当するので、事前に受信者の配信の同意を得て、その記録を保存しておく必要があります。
総務省では「特定電子メールの 送信の適正化等に関する 法律のポイント」など法律をわかりやすくまとめた資料が作成されているので、確認してから活用することも大切です。
国内携帯キャリアと連携しているサービスを選ぼう
SMSでメッセージを送信する際には、国内携帯キャリアと連携しているサービスを選ぶようにしましょう。
SMSは国内よりも海外のほうが多く活用されているツールです。
国際SMSを利用するなど海外への送信も可能ですが、ビジネスシーンでは国内利用者への送信が主となるでしょう。
この場合、国内の携帯キャリアのサービスは海外とは異なっている場合も多いので、国内携帯キャリア向けに構築されているサービスを選ぶことが大切です。
顧客に対して送信するSMSの具体的なイメージを掴もう
SMSは限られた文字数で送るメッセージです。
キャンペーン告知、料金請求の催促、パスワードの送信など、様々に活用できますが、ビジネスシーンでは受信した顧客が受けるSMSのイメージを固定することも大切になります。
「このSMSが届いたら入金の督促だ」「これはワンタイムパスワード」など、同じ方法で送信内容をあえて限定することで、受信者が次の行動イメージしやすくなります。
短い文章なので読む負担は少なくて済むのですが、ポップアップ機能で画面に表示されるので、SMSを利用したメッセージは即時に確認してほしい重要な内容に限定してもいいかもしれません。