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Firefox「安全な接続ではありません」を無効にする方法!

Firefox「安全な接続ではありません」を無効にする方法!

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【Firefox】「安全な接続ではありません」を無効にして接続したい!

ここからは、「安全な接続ではありません」を無効にする方法についてご紹介していきます。これらを1つずつチェック、改善していくと、きっとエラーコードの表示をなくせるはずですよ。

「日付と時刻」を正しく設定しよう

PCの日付と時刻が正しく設定されていないと、Firefoxは証明書の期限が切れている、もしくは不正な証明書を利用していると誤解してしまうことがあります。

PCの時刻設定を見直すには、スタートメニューから「設定(N)」へと進み、「時刻と言語」をクリックしましょう。

時刻と言語

ここで現在の時刻や日付、タイムゾーンが正しいかどうか確認、再設定してください。

時刻の確認

「TLS」のバージョンを更新する

TLSとは、通信データを暗号化するために必要なプロトコルのことです。このプロトコルのバージョンが古いと安全な接続を確保できないため、エラーメッセージが出てしまいます。

2021年現在、Firefoxが対応しているTSLのバージョンは、1.2以降です。もしこれより古いバージョンが設定されている場合は、更新しましょう。

更新の手順は以下の通りです。

TSLの更新手順

  1. Firefoxを開く
  2. アドレスバーに「about:config」と入力
  3. 警告メッセージが表示されますが、「危険性を承知の上で使用する」をクリックして先に進む
  4. 「設定名を検索」に「security.tls.version.max」と入力
  5. ダブルクリックで編集可能にして「3」と入力

TSL変更

以上の手順が完了したら、ブラウザを再起動してください。これでTSLのバージョンが1.2に更新されます。

ウェブサイトの管理者に連絡をしよう

ウェブサイトに設定されている証明書には期限があります。契約状況によっては手動で更新手続きをしないといけません。

個人で運営しているウェブサイトだけでなく、企業のウェブサイトでも担当者が変わったなどで期限切れの証明書を設定し続けてしまっていることがあります。

毎日自分のウェブサイトをチェックしている人ならすぐに気が付きますが、まれにしかチェックしない人だと期限切れになかなか気づけません。もし可能であれば、サイト管理者に連絡してサイトにアクセスできない旨を伝えてみてください。

Microsoftのファミリー機能を無効にしよう

ファミリー機能とは、子供に教育上よくないサイトを閲覧させないようにする制限機能です。

この機能を有効にしていると、大人が通常のサイトを閲覧するときにもエラーメッセージが出る場合がありますので、ファミリー機能の子供用アカウントを削除して、再度サイトにアクセスしてみてください。

「cert9.db 」ファイルを削除しよう

「cert9.db」ファイルとは、証明書のデータが格納されているファイルです。Firefoxがサイトにアクセスする際は、このファイルを元に証明書が信頼できるかどうかを参照します。

「安全な接続ではありません」の表示が出るのは、このファイルが破損していて証明書が信頼できるかどうか判断できなくなっている可能性があります。なので、一度ファイルを削除して再生成してみましょう。

「cert9.db」ファイルの削除するには、まずブラウザの「メニュー」から「ヘルプ」をクリック、切り替わったタブから「他のトラブルシューティング情報」を選択してください。

メニュー

トラブルシューティング

すると「トラブルシューティング情報」という新しいタブが開きます。情報の一覧の中に「プロファイルフォルダー」という項目がありますので、「フォルダーを開く」をクリックしてください。

プロファイルフォルダ

表示されたフォルダの中から「cert9.db」を探して、削除してください。

ファイルを削除

削除が完了したら、Firefoxを再起動してください。再起動時に「cert9.db」ファイルは自動で再生成されます。


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