音楽をクラウドで持ち運び!AppleのiTunes Matchの使い方
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端末の容量を気にせず済む
端末内に音楽を保存すると、それだけ端末のストレージ容量を圧迫することになります。
そのため、保存しているデータの数が多いほど空き容量が少なくなり、それによって端末内に保存できるデータも少なくなってしまいます。
しかし、音楽をクラウドに保存すれば、端末内のストレージ容量を使用せずに済むので、それだけ空き容量が増え、多数のデータを保存できるようになります。
複数の端末で音楽を聴ける
音楽を端末内で保存していると、その端末でしか保存している音楽を聴くことができません。
例えば、PCとスマホを持っているとして、音楽はPCの方に保存しているとしましょう。
この場合、PCでは音楽を聴けますが、スマホで同じ音楽を聴くためには、PCからスマホの方に音楽データを転送する必要があります。
その反面、音楽をクラウドで保存しておけば、クラウドサービスにログインするだけで音楽を聴けます。
つまり、インターネット環境さえあれば、複数の端末でいつでもどこでも同じ音楽を聴けるというわけです。
音楽をクラウド保存するデメリットは?
音楽をクラウドで保存することで、下記の4つのデメリットがあります。
- データ通信を必要とする
- オフライン再生するには事前にダウンロードしないといけない
- 音質が落ちる
- 月額料金が発生するサービスもある
では、上記の4つのデメリットをそれぞれ詳しく見ていきましょう。
データ通信を必要とする
クラウド保存している音楽を端末にダウンロードしていない場合、音楽をストリーミング再生することになるため、データ通信が必要となります。
そのため、インターネット環境がないと音楽を聴くことができません。
また、動画や音楽はデータ容量が大きいため、モバイル通信でストリーミング再生すると、すぐにデータ通信量の上限を超えてしまいます。
上限を超えると通信速度が大幅に低下してしまい、それによって再生が途中で停止してしまうため、ストレスの原因になってしまうでしょう。
そのため、クラウド保存している音楽をストリーミング再生する場合は、モバイル通信ではなくWi-Fiでネットに接続されることをおすすめします。
オフライン再生するには事前にダウンロードしないといけない
クラウドに保存した音楽をストリーミング再生すると、データ通信が必要になりますが、オフライン再生すればデータ通信は発生しません。
しかし、オフラインで再生するためには、インターネットに接続している端末でクラウドにアクセスして、音楽を事前にダウンロードしておく必要があります。
音質が落ちる
音楽をクラウドにアップロードすると、元のファイルよりも音質が落ちてしまう場合があります。
音質が高いほどデータの容量が大きくなるので、クラウドにアップロードする時にMP3のようなデータ容量が小さいファイル形式に自動変換されるサービスもあります。
MP3はファイルを圧縮することでデータ容量が小さくなる分、音質も劣化してしまうので、音質重視の方は特に注意して下さい。