音楽をクラウドで持ち運び!AppleのiTunes Matchの使い方
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月額・年額料金が発生するサービスもある
音楽をクラウドで持ち運べるサービスは多々あり、無料で利用できるサービスもあれば、月額(または年額)料金が発生するサービスもあります。
無料のクラウドサービスならコストはかかりませんが、有料のクラウドサービスと比べると保存できる楽曲数は少なめです。
スマホで音楽を頻繁に聴くという方なら有料のサービスに加入するのもアリですが、あまり音楽を聴かないという方なら無料のサービスでも十分でしょう。
音楽を保存するのにおすすめのクラウドサービス【iTunes Match】
音楽をクラウドに保存できるサービスはたくさんありますが、その中でも特におすすめなのがiTunes Matchです。
さっそく、iTunes Matchの概要を詳しく解説していきます。
iTunes Matchの概要
iTunes Matchは、2014年に始まったAppleの音楽サービスです。
年額3,980円支払うことで、iTunes Storeで購入した楽曲や、CDなどから取り込んだ楽曲をクラウド上に保存でき、インターネットに接続している端末があれば、いつでもどこでも保存した楽曲をダウンロードして聴けるようになります。
また、iTunes Storeで配信している楽曲をアップロードすると、256kbps・AACの音質にバージョンアップくれるのが魅力的なポイントです。
iTunes Matchで保存できる楽曲数は100,000曲で、iTunes Storeで購入した楽曲はその制限に含まれません。
なお、Android端末には対応していないので注意して下さい。
運営会社 | Apple |
---|---|
料金 | 年額3,980円(税込) |
保存できる楽曲数 | 100,000曲 |
対応OS | iOS、Windows、Mac OS |
アップロード可能なファイル形式 | MP3、AAC、ALAC、WAV、AIFF |
DRMフリー | 〇 |
音楽保存用クラウドサービス「iTunes Match」の使い方
では、Apple が提供しているiTunes Matchの使い方を詳しく解説していきます。
iTunes Matchに登録
まずは、PCでiTunesを起動して、そこからiTunes Matchの登録手続きを行いましょう。
具体的な操作手順は下記の通りです。
<操作手順>
iTunesを起動したら、画面上部のメニューにある「ストア」をクリックします。
ストアを開いたら、一番下までスクロールして「iTunes Match」を選択しましょう。
iTunes Matchの画面が表示されたら、「年間登録料 ¥3,980円」をクリックして下さい。
Apple IDとパスワードを入力して、「購入する」をクリックします。
「お支払い方法を追加」をクリックしましょう。
お支払い情報を入力して、「完了」をクリックして下さい。
お支払い方法を追加すると利用規約が表示されるので、「利用規約を読みました。内容に同意します。」にチェックを入れ、「同意する」をクリックします。
「同意する」をクリックすると、iTunesのライブラリのスキャンが始まり、iTunes Storeで配信中の楽曲とマッチする楽曲を探し出します。
マッチングが終わると、iTunesのライブラリがiCloudへアップロードされます。
iPhoneやiPadで音楽を再生
iTunes Matchに登録した後は、iCloudにアップロードされた音楽をiPhoneやiPadにダウンロードして再生してみましょう。
iTunes Matchの音楽をiPhoneやiPadで再生するには、下記の手順で操作を行って下さい。
- 「設定」を開いたら、「ミュージック」をタップ。
- 「ライブラリを同期」が無効になっていたら、右横のトグルスイッチをタップしてオンに切り替える。
- 「iTunes Matchはこのデバイスのミュージックライブラリに置き換わります」という画面が表示されたら、「オンにする」をタップ。
- ホーム画面に戻って、「ミュージック」を開く。
「ミュージック」を開くとiTunes Matchの読み込みが自動的に始まり、読み込みが終わるとiTunesライブラリの楽曲を再生できるようになります。
なお、iTunes Matchが有効になると、元々iPhoneやiPadに入っていた音楽は全て削除されます。