iPhoneにメールアドレスを複数登録!一括管理で便利に使いこなすコツ
Contents[OPEN]
自動登録できるメールアドレスは?
iPhoneの標準メールアプリがサポートしている以下のメールサービスなら、メールアカウントのログイン情報(メールアドレスやパスワード)を入力するだけでメールアドレスを自動登録できます。
- iCloud
- Microsoft Exchange
- Gmail
- Yahoo!
- Aoi
- Outlook
メールサーバーの情報を調べて手動で入力しなくても、ログイン情報を入力するだけでメールサーバーの情報を自動的に取得してくれるので、簡単に設定できます。
複数メールアドレスの切り替えはどうなる?
iPhoneに複数のメールアドレスが登録されている場合、メールを送信する時に使用するメールアドレスは、メールの作成画面で簡単に切り替えられます。
メールの作成画面を開いて「差出人」の部分をタップすれば、iPhoneに追加されているメールアドレスの一覧が表示されるので、その中から送信時に使用するメールアドレスを選択しましょう。
なお、以下の場合では、「デフォルトアカウント」として指定されているメールアドレスが差出人として自動的に設定されます。
- メールアカウントを指定せずに新規作成画面を開いた場合
- 「Safari」や「写真」など他のアプリからメールアプリを起動した場合
キャリアメールも追加できるの?
「docomo」「au」「SoftBank」の大手携帯キャリアと契約しているユーザーは、「キャリアメール」という契約先のキャリア独自のメールアドレスを無料で利用することができます。
- docomo:〇〇@docomo.ne.jp
- au:〇〇@au.com、〇〇@ezweb.ne.jp
- SoftBank:〇〇@softbank.ne.jp、〇〇@i.softbank.jp
これらのキャリアメールもiPhoneの標準メールアプリに追加することが可能ですが、各キャリアでメールの設定方法がそれぞれ異なります。
「IMAP」と「POP」って何?
iPhoneの標準メールアプリでサポートされていないメールアドレスを登録する場合、メールサーバーのサーバー名やポート番号を自分で調べて手動で入力する必要があります。
その時に「IMAP」「POP」という2つの言葉を目にしますが、この言葉の意味を知っていますか?
「IMAP」「POP」とは、どちらもメールの受信に関するプロトコル(決まり事)のことなのですが、受信したメールへのアクセス方法に違いがあります。
- IMAP:メールサーバーから受信メールをダウンロードせず、メールサーバー上でメールを閲覧するためのプロトコル
- POP:受信したメールをメールサーバーから端末へダウンロードするためのプロトコル
メールアドレスを手動で設定する時は、どちらかのプロトコルを選択することになります。
それぞれメリット・デメリットがあるので、以下を参考にしてお好きな方を選択し、メールサーバー情報を正しく入力してメールアドレスを登録して下さい。
IMAPのメリット・デメリットは以下の通りです。
- 複数の端末で同じメールフォルダにアクセスできる
- 端末が故障してもサーバーからメールを復元できる
- メールを端末にダウンロードしないので、端末のストレージ容量を節約できる
- インターネットに接続されていないとメールは基本的に確認できない(確認できる場合もある)
- メールサーバーの容量が圧迫される
POPのメリット・デメリットは以下の通りです。
- ダウンロードしたメールはインターネットに接続されていなくても確認できる
- 端末にメールをダウンロードするとサーバーのメールは削除されるため、サーバーの容量を節約できる
- 端末によってメールフォルダの状態が異なる
- 端末が故障するとメールが消えてしまう
- 端末のストレージ容量が圧迫される
【iPhone】メールアドレスを複数登録(追加)する方法・手順
では、iPhoneにメールアドレスを複数登録する方法・手順を詳しく見ていきましょう。
メールアドレスを自動登録する方法・手順
iCloudやGmailなど自動登録が可能なメールアドレスを追加したい場合は、以下の手順でiPhoneに追加します。
「設定」アプリを起動します。
「メール」をタップしましょう。
「アカウント」をタップして下さい。
「アカウントを追加」をタップします。
登録するメールアドレスのプロバイダーを選択しましょう。
メールアドレスとパスワードを入力してログインして下さい。
「メール」のスイッチがオンになっている状態で「保存」をタップします。
これで登録完了です。