【Qi】ケーブルとワイヤレス充電速度の違いは?おすすめの充電器も紹介
スマホやタブレットの充電方法には、ケーブル・ワイヤレス充電の2つがありますが、皆さんはどちらを使っていますか?
ワイヤレス充電を使用するユーザーは増えていますが、実際、ケーブルを使った充電方法とワイヤレス充電ではどちらがいいのか疑問に思いますよね。
そこで今回は、「Qi」ワイヤレス充電とケーブル充電の違いを詳しく解説していきます!
Contents[OPEN]
- 1【Qi】ワイヤレスの充電速度は?まずは仕組みから知ろう
- 2【Qi】ワイヤレスの充電速度と基礎知識
- 3【Qi】ワイヤレスの充電速度はどのくらい?
- 4【Qi】充電器は速度で選ぶ?それともデザイン?
- 4.1充電器は速度で選ぶ《ワット数・コイル数》
- 4.2充電器は使用場所を考えて選ぶ《種類》
- 4.3安い充電器はしっかり充電できないかも
- 4.4充電器を選ぶときは熱対策の有無もチェックしよう
- 4.5【Qi】充電速度が速いおすすめメーカーと充電器をご紹介
- 4.6【Anker】PowerWave 10 Stand with 2 USB-A Ports
- 4.7【Belkin】ワイヤレス 充電器 WIZ009dqWH-A
- 4.8【TEPNICAL】ワイヤレス充電器 YM-UD21
- 4.9【NANAMI】ワイヤレス充電器 M220
- 5自分のニーズにマッチしたワイヤレス充電器を購入しよう!
【Qi】ワイヤレスの充電速度は?まずは仕組みから知ろう
これまではAndroidでしか利用できなかったワイヤレス充電ですが、今ではiOS端末であるiPhoneやiPadでも利用できるようになったため、ワイヤレス充電の利用者が増えています。
iPhone利用者の場合、Lightningケーブルと専用アダプタで充電しますが、Lightningケーブルの差し込み口の汚れやなどが原因で充電できないケースもありました。
でも、ワイヤレス充電にはそうした心配がなく、確実に充電できるというメリットがあります。
まずは、ワイヤレス充電の仕組みをおさらいしていきましょう。
Qiとは
スマホやタブレットのワイヤレス充電に必ず用いられるのが「Qi」です。
「Qi」とは、ワイヤレス給電技術の国際標準規格を策定する業界団体「WPC」が規定した、携帯電話やスマートフォンを対象とした15W以下低電力向けのワイヤレス給電の国際標準規格のことです。
ワイヤレスで充電できる仕組み
「Qi」ワイヤレス充電の特徴は、スマホやタブレットをその上に置くだけで充電できることですが、どんな仕組みでデバイスが充電されるのか不思議に思いますよね。
「Qi」ワイヤレス充電は、「電磁誘導」という電力を伝送する仕組みによってデバイスの充電を行います。
具体的には、送信用コイル(ワイヤレス充電機)に電気を流して磁界を発生させ、受信用コイル(デバイス)を近づけることによって誘導起電力を発生させて充電させます。
【Qi】ワイヤレスの充電速度と基礎知識
「Qi」ワイヤレス充電の仕組みを説明しましたが、何となく分かったでしょうか。
ワイヤレス充電の仕組みは、ケーブルによる充電とはまったく異なることをぜひ覚えておいてくださいね。
皆さんの中には、今でもLightningケーブルなどを使ってスマホの充電を行っている人が多いと思いますが、ワイヤレス充電とケーブルを使った充電とではどちらが高速なのか知りたいですよね。
ここでは、さっそく充電のスピードについて解説していきます!
ワイヤレス充電とケーブル充電どちらが速い?
結論から言うと、ケーブルで充電した方がワイヤレス充電よりも早く充電できます。
ワイヤレス充電は「電磁誘導」を採用しているため、電力を発生させるのに時間がかかります。
また、ワイヤレス充電は発生する電力の20%~30%の電力を熱に変換されてしまうため、発生した電力の全てを充電にあてることができません。
ケーブルによる充電は、電力を発生させたらそのすべてを充電にあてられるので、スピードの面でワイヤレス充電に勝っています。