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Androidの「データセーバー」とは何?メリット・デメリットも解説

Androidの「データセーバー」とは何?メリット・デメリットも解説

決して安くないスマホの月額料金を考えると、節約できるところは節約して月額料金を下げて負担を減らしたいですよね。

SNSアプリや動画の視聴を行うと、モバイル回線通信によるインターネットの通信量は多くなります。

スマホの使い方に注意することに加えて、データ通信量を節約する別の方法も試せます。

それがこの記事で紹介する「データセーバー」機能です。機能や使い方について、詳しく解説します。

Androidの機種によっては操作方法が異なる場合があるので注意してください。

【Android】『データセーバー』ってなにができるの?

スマホの月額料金の平均はいくらなのでしょうか。

モバイルに特化した調査研究機関であるMMD研究所がおこなった「スマートフォンの料金に関する調査」によると、大手キャリアと契約しているユーザーの月額料金の平均は8,451円でした。

月額料金の内訳で割合が最も多きいものはデータ通信量です。

メール送受信、LINEやInstagramなどのSNSアプリの利用、Web検索、YouTubeなどの動画の視聴、音楽配信サービスの利用など、モバイル回線通信がなければ利用できないサービスはたくさんあります。

今では毎日の生活に欠かせないこうしたサービスを犠牲にしてまで、データ通信量を削り、月額料金を下げようとは思わないかもしれません。

でも、毎月8,000円の月額料金は大きな負担です。

別の方法でデータ通信量を節約するには、「データサーバー」機能を使います。一体どんな機能でしょうか。

アプリが勝手に通信しないように制限できる

「データサーバー」とは、モバイル回線のデータ通信量を抑えるためにAndroidスマホに搭載されている機能のことです。

データ通信には、「フォアグラウンド通信」と「バックグラウンド通信」の2種類があります。

スマホでアプリを操作している時に行う通信が「フォアグラウンド通信」で、スマホを使っていないときにバックグランドで行われるデータ通信が「バックグラウンド通信」です。

そして、「データサーバー」が通信量を抑えるためにターゲットにするのは「バックグラウンド通信」です。

「データサーバー」がONになっていれば、スマホ内のアプリが勝手に稼働しないように制御できます。

Android 7.0以降から使える機能

「データサーバー」機能がAndroidスマホに新機能として登場したのは、Android 7.0がリリースされたときです。

でもAndroid 7.0より古いバージョンには、「データサーバー」機能そのものが搭載されていないので利用できません。

Wi-Fiに接続していると使えない

「データサーバー」機能の利用に関しては、1つの注意事項があります。

Wi-Fiに接続していると、「データサーバー」がON設定でもバックグラウンドでデータ通信が行われるということです。

「データサーバー」機能はモバイル回線通信の通信量を抑えるためのものであって、Wi-Fi回線の通信量を抑えるものではありません。

そのため、Wi-Fi回線に接続すると、スマホはバックグラウンドでデータ通信を再び行うようになります。


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