通知の内容も取り消し・削除される

インスタのDMでメッセージを送ったあと、すぐに間違った内容のメッセージを送ったことに気づいて送信を取り消したら、通知はどうなるのでしょうか？

インスタは、自分がフォローしているユーザーが写真を投稿したり、ストーリーを投稿したり、DMのメッセージを自分に送信したりすると、スマホのロック画面の上部や、ホーム画面の上部などにバナー通知として表示させる「プッシュ通知」を設定できます。

「プッシュ機能」が「ON」に設定している場合、DMのメッセージが自分へ送信されるとバナー表示で通知されます。そして、送信後すぐにメッセージが消去されると、そのバナー通知も即座に消えます。

相手がバナー通知に気づかなければ、メッセージが消去されたことに気づくことはありません。

【インスタ】DM送信を取り消しするときの注意点

インスタのDMメッセージは、送信後も簡単に削除できるので、間違ってメッセージを送ってしまっても気軽に取り消しできて助かります。

ただし、送信したメッセージの消去を実行する前に注意すべき点が4つあります。

内容はバレないけど「DMがきた」という事はわかる

1つ目の注意点は、削除したメッセージ内容は相手に分からないとしても、メッセージが送信されたという事実は分かってしまうということです。

どのようにして相手は分かるのでしょうか？

DMメッセージを送信すると、送信先の相手のインスタアプリに、次のような数字が表示されます。

この表示を見て、相手は自分宛てにメッセージがきていることが分かるのです。

メッセージ送信後にメッセージを消去すると、先ほどまで送信先のインスタアプリに表示されていた数字が消えます。

この時点で、相手はメッセージが消去されたことに気づきます。

相手のタイミングや設定によっては見られてしまうこともある

2つ目の注意点は、送信先の相手のタイミングや設定によっては、相手に見られる可能性があるということです。

送信先の相手がインスタアプリでインスタを閲覧しているときにDMメッセージを送信すれば、DMルームを開いて送信されたメッセージを確認できます。

その後、送信したメッセージを消去すると、数秒後に相手のDMルームに表示されている送信メッセージが消えます。

つまり、この数秒間にメッセージの内容を見ることは可能なのです。

また、プッシュ通知を「有効」にしていた場合、メッセージが送信されるとスマホの画面上部に送信者と送信メッセージの両方が表示されます。

その後、メッセージを消去すると表示されていた通知が消え、別の通知が表示されます。

通知内容は、メッセージを送信したユーザーがメッセージを取り消したのでメッセージ表示ができないというものです。

そのため、送信先の相手がスマホを操作しているときにDMメッセージの送信と消去を行ってしまうと、相手はメッセージの内容と、消去されたという事実の両方を確認できてしまいます。

取り消し・削除すると復元はできない

3つ目の注意点は、一度消去してしまったメッセージは元に戻すことができないということです。

個別に送信メッセージを消去した場合は、送信した側も送信された側もDMルームからメッセージは消去されるので、メッセージを完全に元に戻すことは不可能です。

受信トレイを消去した場合は、消去した受信トレイ内のこれまでのチャット履歴は自分のチャット画面からはすべて消去されます。

しかし、相手のチャット画面にはチャット履歴が残るため、チャット履歴を1つずつ送信してもらったりスクショを撮って送信してもらったりすれば、手動で元に戻せるかもしれません。

取り消し・削除できるのは送信者だけ

4つ目の注意点は、メッセージの消去ができるのは送信したユーザーだけということです。

これは、LINEやFacebookのMessengerアプリでも同じです。

メッセージを受信したユーザーが送信されたメッセージをDMルームから消去することはできないので、頭に入れておきましょう。