iCloud+とは?新しく追加された機能とアップグレード方法をご紹介
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iCloud+とは?使える機能をご紹介
iCloud+にアップグレードすれば、iCloudのストレージ容量が増やせることに加え、以下の5つの機能が使えるようになります。
- ベータ版のiCloudプライベートリレー
- メールを非公開
- カスタムメールドメイン
- HomeKitセキュアビデオのサポート
- 5人までファミリー共有ができる
それぞれ詳しく見ていきましょう。
ベータ版のiCloudプライベートリレー
iCloud+にアップグレードすると、「ベータ版のiCloudプライベートリレー」が使えるようになります。
「iCloudプライベートリレー」とは、自分のIPアドレスやSafariの閲覧履歴を非公開にする機能のことです。
この機能をオンにすれば、インターネットプロバイダやWebサイトはあなたのIPアドレスや閲覧履歴を取得するのが難しくなるため、プライバシーを守りつつネットサーフィンをできるようになります。
メールを非公開
iCloud+にアップグレードすると、「メールを非公開」も使えるようになります。
「メールを非公開」とは、ランダムな文字列のメールアドレスを作成できる機能のことです。
Apple IDを持っているユーザーなら、無料で「@icloud.com」のメールアドレスを作成できますが、iCloud+にアップグレードすればそれとは別のメールアドレスを持てるようになります。
「メールを非公開」で作成したメールアドレス宛に送られたメールは、iCloudのメインのメールアドレスと同じ受信トレイに届きます。
カスタムメールドメイン
iCloud+にアップグレードすれば、「カスタムメールドメイン」も使えるようになります。
iCloudメールでは、ドメインが「@icloud.com」のメールアドレスを持つことができますが、通常は「@icloud.com」の部分を変更することはできません。
しかし、iCloud+にアップグレードすれば「@icloud.com」の部分を自分で設定したドメインに変更してメールをやり取りできるようになります。
HomeKitセキュアビデオのサポート
「HomeKitセキュアビデオ」とは、AppleのIoTシステムサービス「HomeKit」に対応しているカメラを防犯カメラとして使う機能のことです。
iCloud+にアップグレードすれば、HomeKitセキュアビデオを使用して防犯カメラの映像をiCloud上に保存できるようになります。
さらに、iCloudを使用している他のユーザーを招待すれば、防犯カメラの映像を招待したユーザーと共有することも可能です。
この機能を利用するにはAppleよりリリースされている「ホーム」アプリに防犯カメラを追加する必要がありますが、iCloud+のプランによって追加できる防犯カメラの台数は異なります。
- 50GBプラン:1台まで
- 200GBプラン:5台まで
- 2TBプラン:台数制限なし
5人までファミリー共有できる
iCloud+の機能は、ファミリー共有グループのメンバー5人までと共有できます。
ファミリー共有グループの管理者が代表してiCloud+に加入すれば、他のメンバーは個別にiCloud+へ加入する必要がないので、1人あたりの支払い額を抑えることができます。