iPhoneでBluetoothに自動接続する方法!できないときの対処法も解説
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【iPhone】Bluetoothの自動接続を簡単に《ショートカット》
iPhoneに複数のBluetooth機器をペアリングしている人は多いでしょう。
Bluetoothの接続先は設定画面やコントロールセンターで切り替えられますが、ショートカットを作成すればワンタップで簡単に接続先を切り替えることができます。
ここからは、Bluetoothの接続をより簡単に行えるショートカットの設定方法をご紹介していきます。
iPhoneの「ショートカット」とは?
iPhoneの「ショートカット」とは、iPhoneの操作や機能などを自動化して、ワンタップで実行できるようにする機能のことです。
iOS標準の「ショートカット」アプリをインストールすればショートカットを作成できます。
このショートカットを活用すれば、iPhoneで接続先のBluetooth機器をワンタップで簡単に切り替えられるようになります。
例えば、複数のBluetoothイヤホンを接続している場合、通常はBluetoothの設定画面やコントロールセンターを開いて、再生先のイヤホンを手動で選択する必要があります。
しかし、あらかじめ再生先をAirPodsに切り替えられるショートカットを作成してホーム画面に追加すれば、ショートカットアイコンをタップするだけでAirPodsにすぐ接続できるので手間がかかりません。
ショートカットの設定方法
では、Bluetoothの接続先をワンタップで切り替えられるショートカットを作成・ホーム画面に追加する方法を詳しく見ていきましょう。
ショートカットを作成
まずは、以下の手順でBluetoothの接続先をワンタップで切り替えられるショートカットを作成します。
- 「ショートカット」アプリを起動。
- 画面左下の「マイショートカット」をタップ。
- 「すべてのショートカット」の画面右上の「+」をタップ。
- 「アクションを追加」をタップ。
- 画面上部の検索窓に「再生出力先」と入力して検索。
- 検索結果に表示された「再生出力先を設定」をタップ。
- 「再生出力先をiPhoneに設定」の「iPhone」の部分をタップ。
- 接続先として設定したいBluetooth機器を選択。
- 画面右上の「次へ」をタップ。
- ショートカットの名前を入力したら、画面上の「完了」をタップ。
これで、Bluetooth機器の接続先を切り替えられるショートカットが作成されました。
ショートカットをホーム画面に追加
次に、作成したショートカットのアイコンをホーム画面に追加しましょう。
- ホーム画面に追加したいショートカットを長押しする。
- 「詳細」をタップ。
- 「ホーム画面に追加」をタップ。
- 名前とアイコンのデザインを設定。
- 画面右上の「追加」をタップ。
これで、ショートカットがホーム画面に追加されます。
【iPhone】Bluetoothで接続ができないときは《接続状況の確認》
iPhoneとBluetooth機器を接続できない場合は、まず以下の対処法を試してみて下さい。
- iPhoneと接続する機器を近づける
- 他の機器と接続されていないか確認
- 接続したい機器がBluetoothと対応しているか確認
- 接続したい機器の電源はオンにする
では、それぞれ詳しく見ていきましょう。
iPhoneと接続する機器を近づける
Bluetoothで接続ができない時は、iPhoneと接続するBluetooth機器を近づけてみましょう。
Bluetoothの通信が可能な距離(範囲)は、BluetoothのClass(クラス)によって異なります。
Class(クラス) | 通信可能な距離(範囲) | 最大出力 |
---|---|---|
Class1 | 約100m | 100mW |
Class2 | 約10m | 2.5mW |
Class3 | 約1m | 1mW |
iPhoneのClassは公表されていませんが、一般的にスマホでは「Class2」が採用されているので、iPhoneと接続したい機器が10m以内にないと接続できません。
他の機器と接続されていないか確認
iPhoneでは、最大7台までの機器を同時に接続できます。
しかし、先ほども説明したように複数の機器を同時に接続すると、iPhoneに負荷がかかって接続が不安定になりやすいため、他の機器が接続されている状態だと接続が上手くいかない可能性が高いです。
もし、他の機器と接続されていた場合は、以下の方法で接続を解除してから接続を試してみて下さい。
- 接続を解除したい機器の電源をオフにする
- 接続を解除したい機器とのペアリングを解除する