ハードウェアアクセラレーションをオフにする

｢ハードウェアアクセラレーション｣は、画像などを読み込む際の処理をGPUに任せてCPUの負担を軽くする機能です。

GPUが搭載されていないPCでは、ここがオンになっていると動作に不具合が生じる場合があります。

｢設定｣で｢詳細設定｣を開き、｢システム｣をクリックしましょう。

｢ハードウェア アクセラレーションが使用可能な場合は使用する｣をオフにします。

｢ポップアップとリダイレクト｣の設定を見直す

｢ポップアップとリダイレクト｣は、Webページの訪問者に対して、小さいウィンドウで何かを表示したり、別のサイトに飛ばすことができる機能です。

もし、PDFを掲載しているページが｢本当に開きますか？｣などの｢確認ダイアログ(ポップアップ)｣出すようにしているのであれば、ここがオフになっているとPDFをクリックしても開けない可能性があります。

ただし、｢ポップアップとリダイレクト｣の設定はPC版Google Chromeしかできません。

｢設定｣の｢プライバシーとセキュリティ｣で｢サイトの設定｣をクリックし、｢ポップアップとリダイレクト｣を選択しましょう。

｢サイトがポップアップを送信したりリダイレクトを使用したりできるようにする｣を選択し、もう一度PDFを開いてみてください。

これで設定完了ですが、セキュリティ上、この設定をずっと許可しておくのはおすすめできません。

PDFが開けるかどうか確認したら、すぐに｢許可しない｣に戻しましょう。

セキュリティソフトをオフにする

多くのセキュリティソフトは、｢危険｣だと判断したアクセスやダウンロードを自動的にブロックする機能を持っています。

もし、PDFを開く際に｢セキュリティソフトが操作を中断した｣などの通知がPCに来ているようであれば、セキュリティソフトのせいでPDFを開けない可能性が大きいです。

そんなときは、セキュリティソフトを一度オフにしてもう一度PDFを開いてみましょう。

PDFが開けたら、必ずオンに戻してくださいね。

【Google Chrome】PDFファイルを開けないときの対処法《拡張機能》

ここでは、拡張機能のせいでPDFファイルが開けない場合の対処法をご紹介します。

PDF Viewerを使ってみる

｢PDF Viewer｣は拡張機能の1つですが、PDFを見るためだけに特化しているので、一度試してみることをおすすめします。

シークレットモードを使ってみる

Google Chromeのシークレットモードでは、設定をしない限り拡張機能が使えません。

拡張機能のせいでPDFが開けないのかどうか手っ取り早く確認したい方は、シークレットモードでPDFを開いてみてください。

なお、スマホのChromeアプリ自体には拡張機能がないので、ここではPC版でシークレットモードにする方法のみをご紹介します。

Google Chromeを立ち上げたら、右上の｢︙｣から｢新しいシークレット ウィンドウ｣をクリックするだけでシークレットモードの別ウィンドウが立ち上がります。