Google Meetのブレイクアウト ルーム・セッションを解説
オンラインミーティングの機会が多い今、利用する会議ツールで使える機能について知っておきたいですよね。
今回は、Google Meetで「ブレイクアウト ルーム」や「ブレイクアウト セッション」を利用する方法を紹介します。
Google Meetでブレイクアウト ルームを作って参加する方法を知っておくことは、オンラインミーティングに参加するときや主催する際にとても役立つので頭に入れておきましょう。
Contents[OPEN]
- 1【Google Meet】ブレイクアウト ルームとは?
- 2【Google Meet】ブレイクアウト ルームを作る方法《管理者》
- 3【Google Meet】ブレイクアウト セッションを編集する《管理者》
- 4【Google Meet】ブレイクアウト セッションのオプションについて《管理者》
- 5【Google Meet】ブレイクアウト セッションに参加する
- 6【Google Meet】ブレイクアウト セッションの注意点《管理者》
- 6.1Google Meetを使う前に参加者の割り振りはできない
- 6.2Google Meetに未参加の人は割り振りできない
- 6.3個人を複数のブレイクアウト セッションへ設定はできない
- 6.4退出後の参加者のやり取りは確認できない
- 7【Google Meet】ブレイクアウト セッションの注意点《全般》
- 8ブレイクアウト ルームを活用して大人数の会議も快適に
【Google Meet】ブレイクアウト ルームとは?
Google Meetのオンラインミーティングの機能の1つである「ブレイクアウト ルーム」とは、どういうものなのでしょうか。
ブレイクアウト ルームについて知っているという人でも「Google Meetでできることは知らなかった」という場合もあるかもしれません。
まずは、Google Meetやブレイクアウト ルームとはなにかということから紹介していきましょう。
そもそも「Google Meet」とは?
Google Meetとは、Googleが提供するオンラインミーティングツールのことです。
Google Meetはビジネスの場面で活用できるツールで、Googleアカウントを持っていれば誰でも活用できます。
PCのブラウザのほか、スマホやタブレット端末で使うことができ、無料のGoogleアカウントでは60分まで最大100人まで利用可能になります。
「ブレイクアウト ルーム」ってなに?
ブレイクルームとは、開催しているオンラインミーティングのメインルームの他に、少人数のグループにメンバーを分けたセッションを可能にする“小部屋”のような機能です。
人数が多いミーティングではどうしても発言者が限られるため、実際に会って話をするリアルなミーティングでも、さまざまな分会やグループによる討議が行われることでしょう。
このように、主体となる集まりから少ない人数に分かれてグループ討議に移行するための機能をオンラインミーティングに持たせたものです。
大勢では話しにくい場合やいくつかの意見をまとめたい状況をはじめ、講義の内容を話し合ってグループで意見を出し合って理解を深める、オンライン飲み会の最中に少人数で話ができる環境を作る場合などに役立ちます。
ブレイクアウト セッションが使える条件は?
Goole Meetを使える場合でも、ブレイクアウト セッションはできないことがあります。
ブレイクアウト セッションが利用できる条件として、以下の Google Workspace エディションである必要があります。
- Essentials
- Business Standard
- Business Plus
- Enterprise Essentials
- Enterprise Standard
- Enterprise Plus
- Education Plus
- Teaching and Learning Upgrade
- Workspace Business
- Nonprofits
- Workspace Individual
また、Google Meetでブレイクアウト セッションを利用できるユーザーの条件は、
- MeetアプリまたはGmailアプリ を使用している
- スマートフォンから会議にダイヤルインしている
- 電話で会議に招待されている
- Google アカウントにログインしている
- 匿名ユーザー(Google アカウントにログインしていない)
になります。