
iPhoneで「MMS機能を有効にする必要があります」と表示されたら?設定方法を解説!
Contents[OPEN]
- 1iPhoneの「MMS機能を有効にする必要があります」とは?
- 2「MMS機能を有効にする必要があります」はMMSの未設定が原因
- 3格安シム・docomoユーザーはMMSを使えない
- 4iPhoneでMMS機能を有効化する方法
- 5MMSに使うメールアドレスが分からない時の確認方法
- 6MMS機能を設定したのにメッセージが送れないときの2つの対処法
- 7MMSのデータを復元する方法
- 8MMSを利用するメリット・デメリット
- 8.1【メリット①】信用度が高い
- 8.2【メリット②】実質無料になる
- 8.3【メリット③】画像や動画を送れる
- 8.4【デメリット①】キャリアの変更で使えなくなる
- 8.5【デメリット②】Wi-fi環境で利用できない
- 8.6【デメリット③】Webメールが届かない
- 9iPhoneで「MMS機能を有効にする必要があります」と表示されたらMMSの設定を確認しよう
iPhoneでメッセージを送信しようとしたとき「MMS機能を有効にする必要があります。」と表示されて送信できないことがあります。
メッセージを見ただけでは「どうすればいいの?」と戸惑ってしまいますよね。
この記事ではiPhoneで「MMS機能を有効にする必要があります。」と表示されてメッセージを送信できないときの原因と設定方法を解説していきます!
- MMS機能が未設定だから。
- au・SoftBankユーザーの場合:iPhoneの設定から「MMSメッセージ」をオンにして、キャリアメールのメールアドレスを入力する。
- 格安シム・docomoユーザーの場合:MMSは利用できないので、LINEやメールアプリなど他の手段でメッセージをやりとりする。
iPhoneの「MMS機能を有効にする必要があります」とは?
「MMS」とは、携帯キャリアのメールアドレスを使用して文章や画像を含んだメッセージを送受信できる機能のことです。
iPhoneでは、プリインストールされている「メッセージ」アプリを使ってMMSのメッセージを送受信します。
「MMS機能を有効にする必要があります」はMMSの未設定が原因
「MMS機能を有効にする必要があります。」とエラーメッセージが表示される原因は、MMS機能を使うのに必要な設定が済んでいない可能性があります。
MMS機能を使うためには、次の2つの設定が必要です。
- 「MMSメッセージ」をオンにする
- MMSで使用するメールアドレスを設定する
これらの設定が済んでいないと、MMSを送信しようとしてもエラーメッセージが表示され、送信に失敗してしまいます。
格安シム・docomoユーザーはMMSを使えない
キャリアメールが付与されない格安シムと契約している方、MMSに対応していないdocomoと契約している方は、そもそもMMS機能を使えません。
- MMSは、au・SoftBankユーザーのみ利用できる機能
iPhoneでMMS機能を有効化する方法
auやSoftBankなどキャリアメールが付与されているユーザーは、MMS機能を設定すれば「MMS機能を有効にする必要があります。」の表示も消え、MMSでメッセージをやり取りできるようになります。
MMS機能を有効化する方法(au・SoftBankの場合)
iPhoneでMMS機能を有効にする方法は、次の通りです。
- 「設定」アプリを開く
- 「メッセージ」を選択する
- 「MMSメッセージ」をオンにする
- 「MMSメールアドレス」で使うメールアドレスを入力する
- メッセージアプリを再起動する
「設定」アプリを開いたら、「メッセージ」を選択します。
「MMSメッセージ」がオフになっている場合は、スイッチをタップして設定をオンに切り替えましょう。
「MMSメールアドレス」で使用するメールアドレスを入力してください。
設定完了後、メッセージアプリを再起動すれば、今後「MMS機能を有効にする必要があります。」は表示されなくなります。
格安シムやdocomoと契約している方はLINEやメールを使おう
格安シムを契約していてキャリアメールを持っていない方やdocomoと契約している方は、そもそもMMSを使うことができません。
そこで、次のような代替手段でメッセージのやりとりを行いましょう。
- LINE
- SMS/iMessage
- メールアプリ(GmailやYahoo!メール)
MMSに使うメールアドレスが分からない時の確認方法
MMS機能を使用する際には、各キャリアのメールアドレスを使用します。
MMSのメールアドレスがわからない時は、契約しているキャリアのウェブページから確認可能です。
auユーザーは、公式ホームページの「auサポート メール設定」にアクセスして確認しましょう。
SoftBankユーザーは、公式ホームページ「My SoftBank」にアクセスし、「メール管理」を選択して確認しましょう。
MMS機能を設定したのにメッセージが送れないときの2つの対処法
MMS機能に必要な設定をしたのにメッセージを送信できない場合は、以下の2つの対処法を試してみてください。
- iPhoneの通信状態を確認する
- iPhoneを再起動する
iPhoneの通信状態を確認する
MMS機能の設定が済んでいるのにメッセージを送信できないときは、インターネットへ接続されているか、電波が弱くなっていないかといったiPhoneの通信状態を確認してみましょう。
MMS機能は、インターネット回線を使用するメッセージサービスのため、インターネットに接続されていないとMMSの送信に失敗してしまいます。
また、地下やトンネルの中など通信状態が不安定になりやすい場所で容量が大きいファイルを添付して送信すると、送信完了するまでに時間がかかったり、途中で接続が切れて送信に失敗したりすることもあります。
そのため、通信状態が安定している場所へ移動する、安定しているネットワークに接続するなどを試し、MMSを再送信してみましょう。
iPhoneを再起動する
通信状態に問題がないのにMMSを送信できないときは、iPhoneに何らかの不具合が起きている可能性があります。一度、iPhoneを再起動してみましょう。
- 端末の側面にある片方の音量調節ボタンとサイドボタンを同時に長押しする。
- 「スライドで電源オフ」のスライダを左から右へ動かして電源を切る。
- 電源が切れたら、Appleのリンゴマークが表示されるまでサイドボタンを長押しする。
- 端末の側面にあるサイドボタンを長押しする。
- 「スライドで電源オフ」のスライダを左から右へ動かして電源を切る。
- 電源が切れたら、Appleのリンゴマークが表示されるまでサイドボタンを長押しする。
- 端末の上部にあるトップボタンを長押しする。
- 「スライドで電源オフ」のスライダを左から右へ動かして電源を切る。
- 電源が切れたら、Appleのリンゴマークが表示されるまでトップボタンを長押しする。
再起動が完了したら、MMS機能を使ってメッセージを送信できるか試してみてください。
MMSのデータを復元する方法
iPhoneのMMSのデータを誤って削除してしたときや消えてしまったときでも、MMSのデータは復元可能です。
ここからは、消失してしまったメッセージの復元方法について2つ紹介します。
PhoneRescue for iOSでMMSのデータを復元する方法
PhoneRescue for iOSとは、iPhoneやiPadなどから消去されたデータの復元ソフトです。
復元可能なデータは、MMSの他にも画像や動画、Lineトークなどです。
PhoneRescue for iOSをインストールし、iPhoneとパソコンを接続し、PhoneRescue for iOSを起動させます。
iOSデバイスからリカバリーを選択するとiPhoneの分析が始まり、復元したいデータにチェックを入れて「OK」をクリックすると復元できます。
バックアップを取っていない場合の復元方法
PhoneRescue for iOSを利用すると、バックアップを取っていなくてもMMSデータの復元が可能です。
iPhoneをパソコンに接続し、PhoneRescue for iOSを起動します。
iOSデバイスからリカバリーを選択するとポップアップが表示されるため、メッセージにチェックを入れて「OK」をクリックします。
復元する場所はiPhoneとパソコンどちらにも復元可能です。
iTunesバックアップ/iCloudから復元する
iTunesとは、Appleの公式ページから無料でダウンロード可能なソフトウエアです。
動画や音楽などのコンテンツを再生します。
iCloudは、画像や動画、メッセージなどのデータをクラウド上に保存し、さまざまなデバイスで最新の情報を観覧できるAppleのサービスです。
iTunesやiCloudからMMSデータを復元するには、バックアップを取っていることが前提です。
iPhoneとパソコンをつないでPhoneRescue for iOSを起動し、「バックアップからリカバリー」もしくは「iCloudからリカバリー」を選択します。
バックアップリストから、復元したいファイルを選びます。
MacでMMSのデータを復元する方法
MacでMMSのデータを復元する方法として、「Dr.Fone」を利用した復元方法を紹介します。
Dr.Foneとは、iPhoneやiPad、Touchなどのデータをバックアップしたり、復元したりするソフトです。
iPhoneをMacに接続してDr.Foneを起動させ、「データ復元」を選択します。
バックアップデータから復元する際には「iTunes」や、「iCloud」のバックアップファイルから復元を選び、バックアップデータがない際には、「iOSデバイスから復元」を選択します。
スキャン終了後、復元したいMMSのデータを選び「復元」をクリックすると復元できます。
MMSを利用するメリット・デメリット
iPhoneでメッセージをやりとりする方法には、MMSの他にもSMSやiMessageがあります。
ここからは、MMSを使用するメリットとデメリットについて紹介します。
【メリット①】信用度が高い
MMSの最大の特徴は、各キャリア(au・SoftBank)のメールアドレスを使用することです。
そのため信頼度が高く、フリーメール不可のサービス登録に使えます。
また、各キャリアには独自のメールフィルターがあるため、迷惑メールやスパムメールが届き難くなっています。
【メリット②】実質無料になる
MMSの受信料や送信料は、データ量に応じた通信料がかかります。
ただし、パケット定額サービスの適応内であるため、契約したデータ量の範囲内であれば実質無料です。
そのため、パケット定額サービスに入っていない場合は高額になる可能性があります。
【メリット③】画像や動画を送れる
SMSでは最大文字数70文字で絵文字や画像などのファイルを送ることはできませんが、MMSでは画像や動画ファイルなどの添付ファイルも送信可能です。
SMSより柔軟性があり、LINEのスタンプに似た機能「ステッカー」が使えます。
また、送信できる文字数に制限はありません。
【デメリット①】キャリアの変更で使えなくなる
キャリアメールのデメリットとして影響が大きいことは、通信キャリアの変更で使えなくなることです。
電話番号とは異なり、キャリアメールは引継ぎできません。
そのため、キャリアを乗り換えたり解約したりすると、キャリアメールは使えなくなります。
キャリアメールをメインに使用している方や、会員サイトをキャリアメールで登録している方はメール変更の連絡や登録の変更が必要です。
【デメリット②】Wi-fi環境で利用できない
キャリアやiPhoneの機種によって、Wi-fi環境での利用ができません。
また、キャリアメールはiPhoneやガラケーなどの携帯端末でのみ使用できるサービスです。
そのため、パソコンでは使用できないためパソコンでは他のメッセージアプリやフリーメールを使用しましょう。
【デメリット③】Webメールが届かない
キャリアメールでは、独自のフィルターがあり、迷惑メールやスパムメールが届き難いというメリットがあります。
しかし、フェルターにGmailやYahoo!メールなどのWebメールを、迷惑メールと分類してしまい、受信できないことがあります。
iPhoneで「MMS機能を有効にする必要があります」と表示されたらMMSの設定を確認しよう
「MMS機能を有効にする必要があります。」と表示されてMMSのメッセージを送信できないのは、MMSが機能するのに必要な設定を済ませていないことが原因です。
ご紹介した内容を参考に、MMS機能の設定を済ませてからMMSのメッセージを再送信してみましょう。
格安シムやdocomoと契約しているとMMS機能自体を使えないので、MMS機能の設定を済ませてもMMSでメッセージを送信することはできません。
SMSやiMessageで送信するか、メッセージアプリではなくメールアプリを使って送信するようにしましょう。