カラーフィルタでiPhoneの表示色を調整・認識しやすくする方法とは
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白黒表示もOK!4つのフィルタから選択する
「カラーフィルタ」を「ON」に設定すると、隠れメニューが表示されます。
まず4つのプリセットフィルタが表示されます。
「グレイスケール」「赤/緑フィルタ(第1型色覚)」「緑/赤(第2型色覚)」「青/黄(第3型色覚)」の4つです。
各フィルタに設定すると画面表示色がどのように変化するかは、画面の上部にある3つのサンプルで確認できます。
最初のサンプルは「色鉛筆」です。
2つ目のサンプルは、色の強度の違いを表示させるためのものです。
3つ目のサンプルは、色覚の欠損をチェックするためのものです。
縦のラインがはっきり見えるかどうかで、最も適したフィルタを選択できます。
色強度の調節方法
自分に最もマッチしたフィルタを選択したら、色の強度を調整してさらに見やすくしてみましょう。
「カラーフィルタ」画面の一番下に「強さ」があり、色強度を調整するためのレバーが表示されているので、レバーを動かして色強度を調整してください。
色合いの調節方法
自分の目に最も合った色強度の調整ができたら、次に色合いを調整してさらに見やすくしてみましょう。
「カラーフィルタ」画面のメニューの中に「色合い」があるので選択しタップしてください。
「色相」を調整するためのレバーが現れるので、レバーを動かして自分の目に最も優しい色相に調整してください。
カラーフィルタ以外で色を調整・認識しやすくする方法【iPhone】
ここまで、「カラーフィルタ」機能を使って色覚や色合い、また色強度を調整する方法を紹介しましたが、「アクセシビリティ」の「画面表示とテキストサイズ」画面には、色の表示色の調整を行うための機能が他にも表示されています。
これから役立つものを1つずつピックアップして紹介します。
色反転を使う
「画面表示とテキストサイズ」画面に戻りましょう。
表示されている画面には2つの「反転」が表示されています。
「反転(スマート)」と「反転(クラシック)」の2つです。
どちらも「ダークモード」と呼ばれる表示モードですが、2つの間には違いがあります。
「反転(クラシック)」に設定すると、ホーム画面もアイコンもすべて色が反転します。
「反転(スマート)」に設定すると、白を背景にする画面では色が反転しますが、ホーム画面やアイコンの色は反転しません。
画面に写真が写っている場合、周囲の色は反転しますが、写真は反転しません。
コントラストをあげる
「画面表示とテキストサイズ」画面のメニューには、「コントラストを上げる」がありますが、これを「ON」に設定するとアプリの前景色と背景色との間のカラーコントラストを上げることができます。