カラーフィルタでiPhoneの表示色を調整・認識しやすくする方法とは
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応用すると試験対策ができる【赤シート】
3つ目のメリットは、試験対策として活用できることです。
歴史であれば年代や人物の暗記、英語であれば英単語の暗記など、試験勉強に暗記は欠かせませんよね。
暗記をするための勉強道具として多くの受験生が使用しているのが暗記ペンと赤シートです。
iPhoneの「カラーフィルタ」機能を使い画面を赤いフィルタで覆えば、赤シートを使うことなくiPhoneの画面に表示された赤文字を見えなくできるので、試験勉強には最適ですよ。
応用編!赤シートをカラーフィルタで代用する方法【iPhone】
iPhoneの「カラーフィルタ」には3つのメリットがあると紹介しましたが、読者の皆さんの多くが最も興味をもったのは3番目の試験対策ですよね。
学校や図書館ならともかく、通学中の電車やバスの中、またオシャレで集中できそうなカフェやレストランなどで試験勉強をする際、分厚く大きい本をカバンから取り出すのは少し気が引けるのではないでしょうか。
でも学校や自宅で試験の範囲をチェックし、前もって暗記しなければならないワードに暗記ペンでマーキングをしてからiPhoneでスクショを撮影すれば、iPhoneだけで試験勉強ができるようになります。
問題なのは、どうやって「カラーフィルタ」機能を使って赤シートをiPhoneで作り出せるかということですが、方法は3つあるのでこれから順番に説明しますね。
カラーフィルタの「強さ・色相」をマックスに設定する
赤シートをiPhoneで作り出す最初の方法は、「アクセシビリティ」の「カラーフィルタ」で設定する方法です。
「カラーフィルタ」画面に戻りましょう。
表示されているメニューにある「色合い」を「ON」にしてください。
「色相」を調整するためのレバーが現れるので、レバーを右に動かしマックスに設定してください。
そしてその上にある「強さ」のレバーを右に動かしマックスにしましょう。
これでiPhoneの画面全体が赤いフィルタで覆われます。
終わったらレバーをそのままの状態にして、「カラーフィルタ」を「OFF」に設定しましょう。
ショートカットを設定して使いやすくする【応用編】
2つ目の方法は、「ショートカット」と「コントロールセンター」を使う方法です。
「設定」アプリの「アクセシビリティ」画面に戻り、画面を下に向かってスクロールしましょう。
メニューの中に「ショートカット」があるので選択しタップしてください。
「カラーフィルタ」に「✔」を入れましょう。
ホーム画面に戻り、ホームボタンを3度連打しましょう。
ポップアップメニューが表示されるので「カラーフィルタ」をタップしましょう。iPhoneの画面全体が赤いフィルタで覆われます。
ちなみにこの方法は、ホームボタンがあるiPhone限定になります。
コントロールセンターに登録する【応用編】
3つ目の方法は「コントロールセンター」に登録して呼び出す方法です。
「設定」画面に戻り、表示されているメニューの中にある「コントロールセンター」を選択しタップしてください。
「コントロールセンター」画面になったら、画面を下に向かってスクロールしましょう。
「コントロールを通知」の中に、先ほど設定した「アクセシビリティのショートカット」があるので選択し、「+」をタップしてください。
「コントロールセンター」に「アクセシビリティのショートカット」が追加されました。
ホーム画面に戻り、画面を下から上(または上から下)にスワイプしましょう。
「コントロールセンター」が呼び出されるので、「アクセシビリティのショートカット」アイコンをタップしてください。
「アクセシビリティのショートカット」が立ち上がり、「カラーフィルタ」が表示されるのでタップしましょう。
iPhoneの画面全体が赤いフィルタで覆われます。
カラーフィルタでiPhoneの表示色を調整してみよう!
この記事では、iPhoneの「カラーフィルタ」機能を使って画面表示色を調整する方法を説明しました。
色覚に問題があるユーザーだけでなく、すべてのユーザーが自分の好みに合わせて画面表示色を調整し、自分仕様にカスタマイズできます。
試験勉強にも活用できる便利な機能なので、ぜひ活用してください。