【Google Pixel】アダプティブ充電とは?バッテリー劣化を防ごう
今回は、Google Pixelユーザーに向けて、知っておくと便利な「アダプティブ充電」について解説します!
スマホを充電しっぱなしにすると、過充電によりバッテリーに負担がかかってしまいますよね。
そのような過充電を防ぐために役立つのが「アダプティブ充電」です。
今回は、この機能の仕組みと設定方法についてマスターしましょう。
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【Google Pixel】アダプティブ充電とは?
Google Pixelのスマホ端末に見られる「アダプティブ充電」とは、一体どのような機能なのでしょうか?
実は、同じスマホを長期間使っていきたい人には、メリットの多い機能です。
時間を指定してゆっくり充電する機能
「アダプティブ充電」とは、Google Pixel系スマホで使える充電調節機能のことです。
あらかじめ設定したアラームの時間に合わせて丁度フル充電されるよう、ゆっくりと充電してくれます。
80%までは急速充電が適用される
「アダプティブ充電」が適用されると、バッテリー残量が80%になるまでは急速充電が適用されます。
その後、残りの20%がゆっくりタイミングを調整しながら100%まで充電される仕組みです。
アラームが鳴る際に、100%になるように自動調整されています。
※急速充電は対応の充電ケーブルを使う必要があります。それ以外のケーブル(ワイヤレス含む)で充電した場合、80%まで通常の充電速度になります。
ケーブルを繋いだままでは過充電になる可能性が高い
スマホのバッテリー残量が減らないように充電ケーブルを端末に繋いだままにすることはありませんか?
例えば日常生活の中では、朝起きたら100%フル充電された状態で使いたいので、夜の睡眠前から繋いだままにすることも多いですよね。
朝になって慌てて充電しなくて済むため効率的ですが、実はスマホ端末にとってはあまり良いものではありません。
なぜなら、バッテリーに悪影響を及ぼす可能性があるからです。
充電ケーブルを接続しっぱなしだと、どうしても過充電になってしまいます。スマホを長い間快適に使うためには、できるだけ過充電は避けた方が良いでしょう。
バッテリーの劣化を防ぐことができる
Google Pixelのスマホで「アダプティブ充電」を有効化することによって、この「過充電」を防ぐことができます。
毎回100%になったらケーブルを抜く必要もありません。
バッテリーは消耗品なので経年劣化は避けられませんが、「アダプティブ充電」をうまく使えば劣化するスピードを遅くできます。
初期設定は「オン」
初期設定はオンの状態で使えるので、お使いのGoogle Pixelではほとんどの場合、すでに充電速度が調整されているはずです。
Google Pixelユーザーは、この「アダプティブ充電」が有効になっているか確認して、使うことをオススメします。
充電が遅いのでデメリットになる場合もある
「アダプティブ充電」をうまく使えば、長い目で見て、スマホにとって大きなメリットになると言えます。
ただ、日常生活ですぐバッテリーを100%にしたいのに低速充電だと、ストレスを感じてしまいますよね?
そのような場合は、アラームの時間を適切に設定して「アダプティブ充電」を有効に使いましょう。
一部アプリに影響を与える可能性がある
「アダプティブ充電」がオンの場合、Google Pixelの電力消費を少なくするため、端末にインストールされているアプリの通知などが遅れてしまう可能性があります。
まれに相性の合わないアプリがあるかもしれないので、この点を理解した上で有効化しましょう。