iPhoneを失くしたとき探すことが難しくなる

「探す」の位置情報をオフにすると、iPhoneを失くしてしまったときに探すことが難しくなります。

iPhoneの「探す」で位置情報をオンにしておけば、同じApple IDで紐づけられている他のAppleデバイスや、位置情報を共有している友達・家族のiPhoneから位置情報を取得できるので、その情報を基にiPhoneを探すことができます。

しかし、「探す」の位置情報がオフになっていると、他のAppleデバイスや友達・家族のiPhoneの「探す」からiPhoneの位置情報を取得できなくなります。

その状態でiPhoneを紛失してしまった場合、iPhoneが今どこにあるのか調べる手段がないため、iPhoneが見つかる可能性はほぼゼロに近いと言えるでしょう。

iPhoneを「探す」アプリで位置情報を検索されないようにする方法

友達や家族の「探す」アプリから自分のiPhoneの位置情報を検索されたくない場合は、以下の対処法を試してみて下さい。

では、それぞれ詳しく見ていきましょう。

「位置情報を共有」をオフにする

iPhoneで「位置情報を共有」がオンになっている間は、位置情報を共有している全員の「探す」アプリに自分のiPhoneの位置情報が表示されます。

位置情報を検索されたくないのであれば、「探す」アプリまたは「設定」アプリから「位置情報を共有」をオフにしましょう。

この設定をオフにしている間は、位置情報を共有している全員に自分のiPhoneの位置情報が通知されなくなります。

「探す」からオフにする場合

「探す」アプリからオフにする場合は、まず画面右下の「自分」をタップします。

「自分の位置情報を共有」のスイッチをタップして、設定をオフにしましょう。

これで設定完了です。

「設定」の「プライバシー」からオフにする場合

「設定」アプリからオフにする場合は、まず「プライバシー」（または「プライバシーとセキュリティ」）をタップします。

「位置情報サービス」をタップしましょう。

「位置情報を共有」をタップして下さい。

「位置情報を共有」のスイッチをタップして、設定をオフにします。

これで設定完了です。

位置情報の共有を個別に停止する

位置情報の共有はオフにしたくないけれど、特定に相手だけ自分の位置情報が通知されないようにしたい…ということもあるでしょう。

その場合は、「探す」アプリまたは「設定」アプリから個別に位置情報の共有をオフにして下さい。

「探す」からオフにする場合

iPhoneの「探す」アプリからオフする場合は、画面左下の「人を探す」をタップした後、友達一覧の中から位置情報を共有したくない相手をタップします。

「自分の位置情報の共有を停止」をタップしましょう。

確認画面が表示されたら、「位置情報の共有を停止」をタップして下さい。

これで、共有を停止した相手の「探す」アプリに自分の位置情報が表示されなくなります。

ちなみに、位置情報の共有をオフにしても「友達」のリストからは削除されないので、いつでも位置情報の共有を再開できます。

「設定」の「プライバシー」からオフにする場合

「設定」アプリからオフにする場合は、まず「プライバシー」（または「プライバシーとセキュリティ」）をタップします。

「位置情報サービス」をタップしましょう。

「位置情報を共有」をタップして下さい。

「友達」から位置情報の共有をやめたい相手の名前をタップします。

「位置情報の共有を停止」をタップしましょう。

これで、共有を停止した相手は自分の位置情報を調べられなくなります。

「ファミリー共有」から位置情報の共有をオフにする

iPhoneで「ファミリー共有」を設定すれば、ファミリーグループに参加している家族と位置情報を共有できます。

もし、家族に自分の位置情報を検索されたくない場合は、「ファミリー共有」から位置情報の共有をオフにしましょう。

これで設定完了です。

「探す」アプリで位置情報をオフにすると失くしたときに大変！

iPhoneの「探す」アプリでは、自分のAppleデバイスや友達・家族のiPhoneの位置情報を調べられます。

ただし、「探す」アプリの位置情報がオフになっているiPhoneの位置情報は調べられません。

友達や家族とはぐれてしまったときやiPhoneをどこかで失くしてしまったときに不便なので、友達や家族と位置情報を共有している方は注意が必要です。