【Android】アプリの無効化ってどうやるの?削除・非表示との違いも紹介!
iPhoneとAndroidには、いろいろな違いがあります。iPhoneの方が優れている点もあれば、Androidの方が優れている点もあります。どちらを買うかは、ユーザーがそれぞれの長所と短所を吟味して最終的に判断します。
Androidには、iPhoneよりもインストール可能なアプリの数が多いことは有名で、Androidのメリットの1つと言われています。しかしアプリに関して言えば、Androidにはもう1つ、iPhoneと異なっている点があります。
それは、インストールしたアプリを消去するオプションが1つではない、と言うことです。無効化、削除、非表示の3つがあります。どんな違いがあるのでしょうか。この記事で詳しく解説します。
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【Android】アプリの削除・非表示・無効化の違いって?
不要になったアプリは削除するのが、iPhoneユーザーにとっては常識です。削除は簡単にできます。ホーム画面に表示されたアプリを指で長押しすれば、ポップアップが表示され「Appを削除」を選択すれば、すぐに削除できます。
たくさんのアプリを常駐させておくと、ストレージの空き容量を圧迫するので、アプリを簡単に削除できるのは、iPhoneユーザーにとって大きなメリットです。
しかしAndroidは、不要になったアプリの扱いに関して選択肢がある、という点でiPhoneとは大きく異なっています。Androidには、削除、非表示、無効化という3つのオプションがあります。
これらのオプションにはどんな違いがあるのでしょうか。
アプリの削除とは?
まず、アプリを削除することには、どういう意味合いがあるのでしょうか。Androidにおいて、アプリを削除するとは、デバイスからアプリの痕跡を一掃することを意味します。
つまり、削除したアプリに関するすべての情報は、デバイスに保存されない限り完全にAndroidから除き去られます。もちろん、アプリを削除すると、もう二度と削除したアプリを利用できない、という意味ではありません。
「Google Play」で同じアプリをインストールすれば、再び削除したアプリを利用できます。
アプリの非表示とは?
では、アプリを非表示にすることには、どんな意味合いがあるのでしょうか。簡単に言うと、アプリを非表示にするとは、スマホ上でアプリを見えないようにするということです。
見せないようにしているだけで、アプリは常駐しているので、メモリやバッテリーを消耗します。ではどんなときに、アプリの非表示を利用するのでしょうか。
自分のスマホを恋人などの第三者からチェックされる状況の場合、アプリの非表示機能はとても便利です。誰にでも人に見られたくないものはあります。それを隠すために活用できるのが、アプリの非表示機能です。
アプリの無効化を行うとは?
削除でも、非表示でもなく、アプリの無効化を行うとは、どういう意味でしょうか。すべてのアプリの無効化を行えるわけではありませ。無効化を行えるアプリは限定されています。
Androidで無効化を行えるアプリは、Androidを買ったときから既に常駐しているアプリです。この種のアプリの削除は行えません。削除できない代わりに行えるのが無効です。
無効化を行うとは、アプリの活動を完全に停止させ、ホーム画面にも、アプリ一覧にも表示させないようにすることです。削除ではないので、アプリのデータが完全に消し去られてしまうことはありません。
いわばアプリを「冬眠」させるのが無効化の実行と言えるかもしれません。