急増!Facebookの乗っ取り被害!対処法と予防方法を教えます
SNSで起こる問題の1つが「乗っ取り」です。
Facebookにおいても乗っ取りの被害に遭った人は数多くいます。
被害に遭わないためには、そのための対策を取ることが必要です。
そこで本記事では、乗っ取りの被害を防ぐための効果的な予防法、そして万が一被害に遭った時の対処法についても紹介します。
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「Facebook乗っ取り」されるとどうなる?
Facebookが誰かに乗っ取られると、どのような状態になるでしょうか?
なかには、乗っ取りについてピンと来ていない人もいるかもしれません。
そこでまずは、Facebookが乗っ取られるとどのようなことが起こるのかについて見ていきましょう。
勝手に広告が出される
Facebookページはマーケティングのために使われることが多く、ページの中に広告を出すことによって、より多くのユーザーにアプローチできます。それによって、ページが注目されて収益に繋がるというわけです。
Facebookページで広告を出す際は、ページ内の投稿にある「投稿を宣伝」というボタンを押すだけなのですが、広告を出すためにはお金を払う必要があります。
もし乗っ取られてしまうと、何者かによって勝手に広告が出されてしまい、最悪の場合お金の支払いが生じる場合もあるようです。
実際に、他人のアカウントを乗っ取り、元々投稿されていた内容を書き換えた上で記事が宣伝されたというケースが起こっています。
広告が出される乗っ取りは、個人情報が洩れるだけでなく、お金の被害が出てしまうことがあるので、乗っ取りのの中でも悪質なものと言えるでしょう。
友達をタグ付けされる
Facebookを乗っ取られてしまうと、Facebook上の友達が数多くタグ付けされて投稿されるというケースもあります。
この乗っ取りの手口の場合は、被害に遭ったことが比較的すぐにわかります。
自分で気づく場合もあり、投稿を見た友達・タグ付けされた友達からの連絡で知る場合もあるでしょう。
このパターンの乗っ取りでよくあるのは、アカウントを乗っ取った上で、ある特定の商品を宣伝するような投稿をし、その投稿に友達を複数タグ付けするというものです。
当然、タグ付けされた友達のページにも同じ内容が投稿されるので、多くの人に商品を宣伝できるというわけです。
広告の時のようにお金の被害が出るケースではありませんが、個人情報が洩れるだけでなく、繋がっている友達にも迷惑が掛かってしまいます。
メッセージが送信される
Facebook上のページだけではなく、特定の人とやり取りができるメッセンジャーが乗っ取りの手口に使われるケースもあります。
アカウントを乗っ取った上で、繋がっている友達にメッセージを送り、直接友達に個人情報を聞き出すという手口です。
そのメッセージを受け取った友達も、親しい友達からのメッセージであれば、何の迷いもなく自分の情報を教えてしまうかもしれません。
それが相手側の狙いなのです。
電話番号の他、パスワードや認証コードなどが聞かれるケースもあるそうで、誤って教えてしまうとその友達自身も乗っ取りの被害に遭うことになりかねません。
アプリの連携をされる
FacebookはInstagramやTwitterなど、他のアプリとの連携が可能です。
例えば、InstagramとFacebookを連携させていると、Instagramで投稿した内容がFacebookにも投稿される仕組みとなっています。
そのため、InstagramとFacebook両方の繋がっている友達に投稿を見てもらえます。Twitterに関しても同様です。
この仕組みを利用してFacebookのアカウントと不正アプリが連携されてしまうと、プロフィールや友達などの情報が取られてしまったり、ダイレクトメッセージを送られたりする場合があります。