【iPhone】SIMカードを入れ替え!初心者もOKの徹底ガイド
新しいiPhoneに買い替えた時や他社の回線に乗り換えた時は、SIMカードの入れ替えが必要です。
店頭で端末を購入した・回線契約をした場合は店員さんが対応してくれると思いますが、ネットで端末を購入した・MVMOへの乗り換え手続きをネットで行った場合は自分で入れ替える必要があります。
SIMカードの入れ替えはそこまで難しくありませんが、機械の扱いに慣れていない方や初めて自分で入れ替えるという方は、上手く入れ替えられるか不安に感じるかもしれません。
そこで今回は、SIMカードの入れ替え方や注意点、SIMカードを認識してくれない時の対処法をご紹介します。
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【iPhone】SIMカードってなに?
SIMカードは回線契約や端末を変更する時以外に見たり触れたりすることはないため、そもそもどういった物なのか分からないという方も多いと思います。
ここでは、SIMカードを入れ替え方を説明する前にまずはSIMカードの基本について詳しく解説していきます。
契約している人の契約内容や電話番号が記録されている
「SIMカード」とは、契約している人の契約内容や使用する電話番号が記録されている小さなカードのことで、スマホの本体に差し込んで使います。
契約している携帯キャリアの回線を使用して電話をかけたり、データ通信を行ったりするにはSIMカードが必要になります。
スマホにSIMカードが差し込まれていないと、電話番号を使用する電話やSMSの送受信、モバイルデータ通信(4Gや5G)でのネットの接続ができなくなります。
ただし、SIMカードがなくてもスマホ自体は操作できます。
カメラや電卓などデータ通信を行わないアプリなら使用できますし、Wi-Fiがあればデータ通信が必要なアプリの使用やネットサーフィンも可能になります。
同じキャリア端末かSIMフリー端末で使える
機種変更した場合、SIMカードは新しい端末に移し替えて使うことになりますが、SIMカードは発行元と同じキャリアの端末か、SIMフリー端末でしか使えません。
なぜなら、docomo、au、SoftBankの三大キャリアやUQ mobileなど一部のMVNOで販売されている端末にはSIMロックが掛けられているからです。
- SIMフリー端末:SIMロックが掛けられていない端末のこと。
- SIMロック:特定のSIMカードのみ動作するよう、端末に施されている機能制限のこと。
SIMロックが掛けられている端末に他社で発行されたSIMカードを差し込んでも正常に認識してくれないので、SIMカードを差し込んでいない時と同様、電話やモバイルデータ通信など携帯キャリアの回線を使用する機能は利用できません。
他社と回線契約する場合は、今の端末のSIMロックを解除してもらうか、乗り換え先のキャリアで端末を購入するか、SIMフリー端末を購入する必要があります。
ただし、格安スマホに乗り換える場合はSIMロックを解除したり、端末を買い替えたりしなくても、今の端末を購入したキャリアの回線が使えるプランを提供しているMVNOと契約するだけでOKです。
使用中のキャリア端末 | 契約可能な主なMVNO |
---|---|
docomo | OCNモバイルONE LINEモバイル mineo(Dプラン) BIGLOBEモバイル(タイプD) |
au | UQ mobile LINEモバイル mineo(Aプラン) BIGLOBEモバイル(タイプA) |
SoftBank | ワイモバイル LINEモバイル mineo(Sプラン) |
SIMフリー端末やSIMロックを解除してもらったキャリア端末なら全てのMVNOと契約可能です。
【iPhone】SIMを入れ替える前の準備とは?
SIMを入れ替える前の準備の流れは以下の通りです。
- 必要な道具を準備する
- SIMロックを解除する(必要な場合)
- 動作保証端末かどうか確認する
- キャリア以外のメールアドレスを作成しておく
では、準備の流れをひとつひとつ詳しく見ていきましょう。
必要な道具を用意する
SIMを入れ替える時は、まず必要な道具を用意しましょう。
入れ替えに必要な道具は以下の通りです。
- SIMピン(SIMカードを取り出す時に使う)
- 新しく発行してもらったSIMカード
- 新しいSIMカードに対応している端末
iPhoneを購入した時の箱の中にSIMピンがあるので確認してみて下さい。
もし、SIMピンを紛失してしまった場合は、クリップや安全ピン、シャーペンなど先端が細くなっている物で代用できます。先が尖ったもので代用する場合は、怪我をしないよう注意して下さいね。