メールを送ったはずなのに、なぜか相手に届いていなかったり、相手から送られて来ているはずの重要なメールが、受信フォルダに見当たらない？

よく探してみたら・・・重要なメールがなぜか、迷惑メールフォルダに入っていた！そんな経験、皆さんにもありませんか？

Gmailではセキュリティーチェック時に「迷惑メール」と判別されたメールは、自動的に迷惑メールフォルダに振り分けられます。

ただ、そのメールが本当に迷惑なメールだったら良いのですが、実は大切なメールだったりした場合には、本当に困りますよね！

今回は、大切な相手からの重要連絡メールなどが、何らかの理由で迷惑メールフォルダに振り分けられてしまった時の、「迷惑メール認定を解除する方法」について、皆さんにご紹介します。

【Gmail】迷惑メールフィルタの解除はできない？

Gmailでは、ユーザーがメールの送受信をするたびに、強力なメールフィルタを通して受信したメールやアドレスに不審な点がないか、自動でスキャンしてくれています。

不審な点を少しでも感知したメールは、迷惑フォルダに振り分けられるシステムになっていますが、極めて重要な相手から受信したメールが、間違って迷惑メールに入れられてしまうことのないよう、Gmailの迷惑メールのフィルタ機能自体を解除してしまうことは、可能なのでしょうか？

2021年2月現在では、Gmailのフィルタの機能自体を完全にOFFにしてしまうことは不可能ですが、相手のアドレスごとにフィルタの設定を切り替えることができるため、手動で設定を変更することは可能です。

迷惑メールのフィルタリング機能はGmailの標準装備

また、Gmailでは、高度なセキュリティー対策システム「フィルタリング機能」が標準装備されていて、悪質なメールをいち早く発見し、ユーザーへの被害を未然に防ぐことのできるよう、全てのメールの送受信を、常時チェックしています。

そのため、迷惑メールや不審なメールを発見すると迷惑メールのマークを付けられ、自動的に迷惑メールフォルダに振り分けられてしまいます。

受信したメールが、主に迷惑メールとしてチェックに引っかかってしまう原因として考えられるのは、主に以下の理由からです。

※Gmailヘルプ参照　　　

正当なメールが迷惑フォルダに振り分けられることも

Googleの持つセキュリティーには、とても高度で強固なシステムが構築されています。

それゆえに、大切なメールであってもGoogleの厳しいセキュリティ－チェック基準に引っかかってしまい、意図せずに迷惑メールフォルダに入ってしまうこともあるようです。

正当なメールが迷惑メールフォルダに振り分けられてしまう理由には、空メールや詐欺が疑われるなど、理由はさまざまですが、企業からの「メルマガ」などの大量に一斉送信されたメールなども、間違って迷惑メールフォルダに入れられてしまうことがあるようです。

また、Gmailでは、迷惑メールフォルダに振り分けられた時から30日が経過すると、自動的にメールが削除されてしまうシステムになっています。

さらに、一度自動消去された迷惑メールは、残念ながら元通り復活させることはできませんので、くれぐれもご注意を！

大事なメールをうっかり見落としてしまうことがないように、例え迷惑メールフォルダであっても、定期的に受信フォルダの中身をチェックしておいたほうがより安心といえるでしょう。

【Gmail】迷惑メールの設定を解除する前に！確認しよう！

もし、自分にとって必要なメールが迷惑メールに振り分けられてしまっているのを見つけた時は、次回から大事なメールが誤って迷惑メールフォルダに振り分けられてしまうことがないように、迷惑メールの設定を解除しておきましょう。

ただし、迷惑メール設定の解除の前には、あらかじめ、いくつかのことを確認してから行うようにすると良いでしょう。

スマホから迷惑メールの設定を確認する

最初に、お手持ちのスマホから現在の迷惑メールの設定状況について確認しておきましょう。

設定状況の確認方法は、以下の通りです。

この作業中には、本当にウィルスが含まれているメールや不審な迷惑メールまで一緒に開いてしまったり、迷惑メール設定を解除してしまわないように、くれぐれも気を付けてくださいね！

また、必要なメールなのに間違いで迷惑メールフォルダに振り分けられているメールを見つけたら、該当のメールをタップして「迷惑メールに振り分けられた理由」を確認しておきましょう。