イラストレーター・漫画家の ゆみやみやみい さんにインタビュー!絵に関することやSNSの活用法などについて聞いてみた!
みなさんこんにちは!
APPTOPI編集部です!
今回は、とっても可愛い絵柄なのに、ついグイッと胸をわしづかみにされてしまうような絵を描くイラストレーターさんを紹介します!
それは、ゆみゆみやみいさん!
今回は漫画家としても活動を始めた彼女に、イラストについてはもちろん、インスタやTikTokなどのSNS活用法についても聞いちゃいました!
これからSNSを使って自分の作品を発信したい!という人は必見ですよ♥
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ゆみゆみやみいさんのプロフィール
それではまずゆみゆみやみいさんの簡単なプロフィールからご紹介します!
ゆみゆみやみいさんは都内で活動するイラストレーター。
サンキューマートと大人気タレント「ねお」さんのコラボグッズデザインを担当したり、原宿の「バズるスイーツ」を生み出すお店「SweetXO Good Grief」のウォールアートを製作したりと、あらゆる方面から注目されているアーティストなんです!
最近では電気書籍販売サイト「ebookjapan」にて漫画を発表し、漫画家としてのキャリアもスタートさせた彼女。今回はイラストだけでなく、幼少期のお話、そしてSNSの活用法についてなどいろいろなお話を聞いてきちゃいました♪
ファンの方はもちろん、アーティスト志望の方でSNSを活用したい、と思っている方は必見ですよ!
それではさっそく見ていきましょう!
「ゆみゆみやみい」のイラストはどうやって生まれたの?
--- 絵を描くことが好きだと自覚したのは、いつごろなんですか?
ゆみやみやみい:昔から気が付くと描いていたので、ある時から好きになったというのはあまりピンとこないです。ただ、幼稚園の頃から絵は描いていました。時間があればチラシの裏や、学校でもらうプリントの裏などに、絵を描いていましたね。
--- そうなんですね。子供の頃はどんな絵を描いていたんですか?
ゆみやみやみい:はじめはポケモンとか、スーパーマリオシリーズに出てくるテレサとかを描いていました。
幼少期の頃に描いた絵
ゆみゆみやみい:それがだんだんと「こういう女の子描いてみたいな」とか、頭のなかに浮かんだものを膨らませて、それをぶつけて描くようになっていきましたね。
トライアンドエラーを繰り返し、今の画風に
--- イラストのお勉強などはされたんですか?
ゆみゆみやみい:まったくしていないですね。わたし、模写が苦手で。勉強のために素敵な絵を真似して描こうとしたこともあったんですけど、全然うまく描けなくて「どうして自分はこの人みたいにできないんだろう」って悩んじゃったりしたんです。そうするうちに「それなら、一から自分で作り出しちゃった方が早いじゃん!」って思うようになりました。その方が自分も気持ちがいいし、絵に対する愛情も生まれるんじゃないかなと思って。それからは「○○のやり方」とかは全部シャットアウトして、自分の好きに描くようになりました。
--- それからさらに絵を描くことが好きになったり?
ゆみやみやみい:そうですね。私、デジタルじゃなくてアナログで描いているんですけど、失敗しちゃうことも結構あって。でもその失敗から色々模索することが楽しくなってきたんです。例えば「あの時この色を使って失敗したから、別の色を入れてみよう」とか。それを繰り返していたら、今の絵が出来上がった感じですね。
--- そっか、デジタルだったらちょっと間違えてもすぐに直せるけど、アナログじゃなかなかそうはいかないですもんね。学ぶよりも先に、そうやってトライアンドエラーを繰り返して、少しずつ技術を高めていったんですね。
絵のモチーフは個性豊かな女の子たち
--- やみいさんの絵は、女の子が中心に描かれているものが多いと思うんですけど、これには何か理由があるんですか?
ゆみやみやみい:特にはないんですけど、自分の理想像とかこんな感じの女の子が居たら可愛いよなっていうのが、自分と同じ体だから表現しやすいんだと思います。それと、女の子の表情と背景とのギャップで何かを表現することも好きで。
ゆみやみやみい:例えば背景は楽し気だけど、女の子の表情はどこか寂し気、とか。そんな風に寒暖差を作るのが好きなので、女の子をモチーフにすることが多いような気がします。
--- なるほど。「女の子」というモチーフを通して、自分のなかにある世界を表現されているんですね。やみいさんの絵と言えば、女の子が来ているお洋服の可愛さも魅力のひとつだと思うのですが、これはどうやって思いついているんですか?
ゆみやみやみい:そうですね…。今描いている絵を例に説明すると…
ゆみゆいやみい:まずピンクの髪の毛を描きたいなっていうのがあって、それからピンクに合う色ってなんだろう?って考えたり。髪型が決まってたら、どんなデザインの服が合うかなって考えたり。あと、見せたいところを強調したいので、この絵だったらむちっとした太ももを強調したいからショートパンツにしようとか、それだと見えすぎだからロングブーツにしようとか。そんな風にパズルを組み合わせるように作っていくことが多いですね。
絵に自分の気持ちを代弁してもらう
--- それでは、絵を描くとき何から描き始めるとかもないのでしょうか?
ゆみやみやみい:そうですね…道筋を考えて描くことが苦手なので…。ただ私が絵を描く時ってたいてい、人に振り回されてもやもやしてたり、何かに感銘を受けたりとかで気持ちが高ぶっている時なんです。だから今の気持ちを女の子の表情に託すとしたらなんだろう…と最初に考えたりはしますね。そこから女の子の周りにあえて厭味ったらしいものを描いてみたりとか、逆に可愛らしいものを描いてみたりとか。
--- なるほど。女の子の表情を元に絵を構築していくことが多いんですね。それはつまり、絵に自分の気持ちを代弁してもらっているということでしょうか?
ゆみやみやみい:はい、そういう時も多いです。考えても整理できないのでとりあえず絵に描いてみよう、という感じで、感情のメモになっているところもありますね。言葉では上手く残せないことも、絵だったら残せる。たまに昔の絵を見て「あの時こんな気持ちだったんだなあ」なんて思うこともあります。
--- そうなんですね。ひとつの絵の製作時間はどれくらいになりますか?
ゆみやみやみい:下書きは結構早く描けます。すべての作業時間だけを計算すると4時間くらいかな。でも一日で描き切ることができなくて。これにもさっき話したことが関係してくるんですけど、描いている間はその時の自分の気持ちと向き合わなくちゃいけないから、気持ちが変わっちゃうとなかなか進まないんです。だから、今日はこんな気持ちだからこの子じゃなくて別の子の続きを描く、という感じで色々な子を同時進行させながら製作しています。