Amazonの偽サイトには要注意!特徴や詐欺メールを見分ける方法も
オンラインショッピングサービスの中で、最も多くの方に利用されているAmazon。
現在、本物そっくりの偽サイトに騙されてしまい、アカウント情報やクレジットカードなどの個人情報を取られてしまう被害が多発しています。
筆者の個人メールアドレス宛にもAmazonを装ったHPから「発送情報が間違っているため、商品を届けることができなかった」というメールが届き、危うく騙されそうになった経験があります。
こういった手口の犯罪を、フィッシング詐欺と呼びます。
フィッシング詐欺の手口は日々多様化しており、我々Amazonユーザーも詐欺被害に合わないためには、情報を更新していかないといけません。
そこで今回は、Amazonの偽サイトの特徴や見分け方、詐欺メールを見分ける方法をご紹介していきます。
Contents[OPEN]
- 1Amazonの偽サイトには気を付けて!アクセスしたらどうなる?
- 2Amazonの偽サイトは本物と何が違う?
- 3Amazonの偽サイトに誘導する詐欺メールにも要注意!その手口は?
- 4Amazonの偽サイトに誘導する詐欺メールを見分けるには?
- 5Amazonの偽サイトにアクセスしてしまったときの対処法
- 6Amazonの偽サイトで個人情報を入力してしまったときの対処法
- 7Amazonの偽サイトに引っかからないようにするには?
- 7.1セキュリティソフトをあらかじめインストールしておく
- 7.2ログインはブックマークや検索から行う
- 7.3ログインを急かす内容のメールに注意を払う
- 7.4Amazonアカウントの二段階認証を設定する
- 8偽のサイトに気を付けよう
Amazonの偽サイトには気を付けて!アクセスしたらどうなる?
もしもAmazonの偽サイトにアクセスしてしまったらどうなるのでしょう。
偽サイトにアクセスしまった場合、どのような被害に遭ってしまうのかをまとめてみました。
アクセスした段階だとまだ安全!? ひとまず落ち着いて対処を
Amazonの偽サイトにアクセスしてしまった瞬間、もう何かの被害に遭ってしまったのか、と心配になってしまうかもしれませんが、まだ大丈夫です。
Amazonの登録メールアドレスやパスワードなどを入力していないならば、いったん落ち着きましょう。
その状態であれば、まだ何も被害に遭っていない可能性が高いです。
開いてしまったページをそっと閉じましょう。
何故被害に遭っていない可能性が高いかというと、偽サイトの目的は通常、あなたの個人情報を盗み出すことにあるからです。
それなのにアクセスしてきたパソコンすべてをウイルスに感染させてしまうと、その時点でセキュリティソフトが反応し、そのサイトが偽物だと判明しやすくなってしまいます。そのため、偽Amazonのウェブサイトにアクセスしただけであれば、まだ何も被害に遭っていない可能性が高いです。
悪質なソフトウェアのインストールやウイルス感染の危険もある
そうは言っても、悪質なソフトウェアをインストールさせてくる可能性や、ウイルスに感染させられてしまう危険ももちろんあります。
こういった悪意あるソフトウェアのことをマルウェアと呼び、インストールさせられてしまうと自身のパソコンの情報を外部に勝手に送信される等、何らかの不利益を被ってしまいます。
アカウント情報・カード情報を取られてしまう可能性も
もしもAmazonの偽サイトにメールアドレスやパスワード等を入力してしまうと、入力したアカウント情報が抜き取られてしまいます。
偽サイト側は入手したアカウント情報を利用してAmazonアカウントを乗っ取り、不正な注文・出品をしたり、クレジットカードの情報まで取られてしまったりします。
それだけでなく、同じメールアドレス・パスワードの組み合わせで使用しているサイトが他にもないか、総当たりでログインを試してきます。
Amazonだけでなく、あなたの利用する別サイトのアカウントまで乗っ取られてしまう危険性があります。