iCloudの容量は購入すべきか?他のストレージサービスと徹底比較!
iPhoneなどのApple社製品を使っていると、バックアップ先にiCloudを使っているという方、多いのではないでしょうか?iCloudはAppleが提供しているストレージサービスで、同じApple製であれば、簡単に設定や写真・動画のバックアップが取れる便利なサービスです。
しかしこのiCloud、しばらくバックアップに使っているとすぐに容量がいっぱいになったり、初回のバックアップすら容量不足で出来なかったりと、「容量少なすぎて使えない!」と感じている方も多いのではないでしょうか?容量不足の通知が頻繁に表示されるのも嫌になります。
そこで考えるのが、iCloudの容量を購入して増やすこと、そして他のストレージサービスに乗り換えることでしょう。
この記事では、iCloudの容量を購入すべきか、そして他のストレージサービスとの違いを簡単に解説していきます。
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【iCloudの容量は購入すべきか?】まずは基本情報をおさらい!
まずは、iCloudの基本情報について解説していきます。
プランの内容と料金は?
iCloudは、5GBまで無料で使用することが出来るストレージサービスです。容量を増やしたい場合は、次のような価格で購入することが出来ます。
容量 | 価格 |
---|---|
5GB まで | 無料 |
50GB まで | 月額130円 |
200GB まで | 月額400円 |
2TB まで | 月額1300円 |
※価格は2021年6月のものです
ちなみに、Appleのサービスである「AppleOne」には、プランによって50GB、200GB、2TB分のiCloudの容量がついてきます。これに上記の容量アップ課金をプラスすることで、最大4TBまでiCloudの容量を増やすことが出来ます。
2TBでも少ない!と感じる方は、AppleOneへの加入も考えてみましょう。
保管できるデータの種類は?
iCloudは、基本どんなデータでも保管することが出来ます。パソコンで作ったファイルのバックアップでも活躍します。
iPhoneなどのバックアップに使った場合は、次のようなデータがバックアップ対象となります。対象外のデータはバックアップされないので、そこは注意が必要ですね。
- Appデータ(App本体は除く)
- Apple Watchのバックアップ
- デバイスの設定(連絡先やカレンダーなども含む)
- ホーム画面とAppの配置
- iMessage、SMS、MMSのメッセージ
- 写真とビデオ
- Appleサービスからの購入履歴 (音楽、映画、テレビ番組、App、ブックなど)
- 着信音
- Visual Voicemailのパスワード (バックアップ時に使っていたSIMカードが必要)
上記全てのバックアップを取るだけでなく、設定でどれか一部だけをバックアップすることも出来ます。「容量を使う写真・動画のバックアップは取らない」「使わないAppの設定はバックアップを取らない」といったことが出来るので、容量不足の時はバックアップの範囲を見直すと良いかもしれません。
【iCloudの容量は購入すべきか?】メリット・デメリットを知ろう!
次に、iCloudを使うことでのメリット・デメリットについて解説します。
《メリット》写真・データの管理がとにかく便利!
iPhoneなどで撮影した写真・動画や作成したファイルを他のデバイスでも管理・確認したいというとき、iCloudにアップロードしていればどこからでも行えます。