Mail Dropで添付ファイルを送信したい!できないときの対処法も紹介
写真や動画などのファイルをメールに添付した時に、容量が大きすぎて送信できないことがあります。
実は、Appleが提供している「Mail Drop」という機能を使えば、最大5GBもの大容量のファイルを直接メールに添付して送信できます。
今回は、そんなMail Dropを使って添付ファイルを送信する方法や、送信できない場合の対処法について解説していきます!
Contents[OPEN]
- 1Mail Dropってどんな機能なの?
- 2【iPhone】Mail Dropの使い方♡添付ファイルを送信・受信する方法
- 3【Mac】Mail Dropの使い方♡添付ファイルを送信・受信する方法
- 4Mail Dropでファイルを送信するときに知っておきたいこと
- 4.1iCloudを通して5GBまでのファイルを送信できるよ
- 4.2ファイルの保存期間は送信後30日間
- 4.3iCloudメールの送信制限に注意しよう
- 4.4添付ファイルはiCloudストレージに含まれないよ
- 4.5ファイルの容量が大きいとアップロードに時間がかかるよ
- 4.6100MB以上のファイルの添付にはWi-Fiを使おう
- 5Mail Dropでファイルの送信ができないときは
- 5.1【iPhone】「設定」からiCloudのメールを有効にする
- 5.2【Mac】「環境設定」からMail Dropが使用できるようにする
- 5.3OSを最新バージョンにアップデートする
- 5.4デバイスを再起動する
- 6大容量のファイルを送信したい時はMail Dropを使おう!
Mail Dropってどんな機能なの?
iPhoneやMacなどのAppleデバイスを長く使っていても、Mail Dropとは一体どういった機能なのか分からない…という方は多いと思います。
まずは、Mail Dropとはそもそもどういった機能なのか確認していきましょう。
「Mail Drop」とはどんな機能?
「Mail Drop」とは、写真や動画などの大容量のファイルをメールから直接送信できるAppleの機能です。
iOS 9.2・OS X Yosemiteで新しく追加された機能で、以下のデバイスで利用できます。
- iOS 9.2以降のiPhone・iPad・iPod Touch
- OS X Yosemite以降のMac
- Windows搭載のPC
参照:Appleサポート
AppleデバイスはApple純正の「メール」アプリから、Windows搭載のPCはブラウザ版のiCloudメールからファイルを添付して送信ボタンをタップします。
ファイルの容量が大きい場合は、Mail Dropを使うかどうか聞かれるので、そこでMail Dropを選択して送信します。
添付ファイルの容量の上限は20MB~25MBが一般的ですが、Mail Dropを使えば5GBまでのファイルを添付して送信できるので、大容量のファイルをメールでやり取りしたい時に便利な機能です。
Mail Dropが使える条件は?
Mail Dropの機能を使って添付ファイルを送信するには、以下の条件を満たす必要があります。
- Mail Drop対応のデバイスを使っていること
- Mail Drop対応のOSがインストールされていること
- Apple純正の「メール」アプリ、またはブラウザ版のiCloudメールを使っていること
Apple純正ではないメールアプリを使って送信した場合は、Mail Dropを使って添付ファイルを送信できません。
ちなみに、Mail DropはAppleが提供している機能ですが、Apple純正の「メール」アプリを使えば、「Gmail」や「Yahoo!メール」などiCloud以外のメールアドレスを差出人として設定した場合でもMail Dropが使えます。
Windows搭載のPCでは「メール」アプリが使えず、ブラウザ版のiCloudメールから送信することになるので、iCloud以外のメールアドレスではMail Dropが使用できません。
【iPhone】Mail Dropの使い方♡添付ファイルを送信・受信する方法
ここからは、Mail Dropを使って添付ファイルを送信・受信する方法について解説していきます。
まずは、iPhoneでMail Dropを使う方法を詳しく見ていきましょう。
ファイルを添付して送る方法
iPhoneでMail Dropを使って大容量のファイルを送信する手順は以下の通りです。
「メール」アプリを起動します。
画面右下の新規作成アイコンをタップしましょう。
メールの作成画面を開いたら、本文の入力欄を長押しして下さい。
写真・動画を添付する場合は、「写真またはビデオを挿入」をタップします。
「iCloud Drive」などのクラウドストレージのファイルを添付したい場合は、「▶」をタップした後に「ファイルを添付」をタップしましょう。
添付したいファイルを選択して下さい。
宛先や件名、本文を入力したら、「↑」をタップします。
メールのサイズを選択しましょう。
ファイルの容量が大きい場合は、Mail Dropを使用するか、添付ファイルとして送信するか聞かれるので、ここでは「Mail Dropを使用」をタップして下さい。
これで送信完了です。