iPhoneの「利用頻度の高い場所」とは?確認・削除・オフにする方法
iPhoneには、「利用頻度の高い場所」という機能があります。
これは、繰り返し訪れている場所と訪れた日時が自動的に記録される機能のことで、初期設定ではオンになっています。
記録された場所は外部に漏れることはありません。しかし、勝手に自分の行動履歴を記録されるのは困るという人も多いでしょう。
今回は「利用頻度の高い場所」の機能や、確認・削除・オフにする方法について解説していきます。
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【iPhone】利用頻度の高い場所とは?
iPhoneユーザーの中には、そもそも「利用頻度の高い場所」という機能があるなんて知らなかった!という人もいると思います。
まずは、iPhoneの「利用頻度の高い場所」とはどのような機能なのか見ていきましょう。
「位置情報サービス」に備わる機能
「利用頻度の高い場所」とは、iPhoneなどiOSデバイスの「位置情報サービス」に備わっている機能の1つで、2020年にリリースされたiOS 14で新しく追加されました。
この機能がオンになっていると、繰り返し訪れている場所が自動的にiPhoneへ記録されます。
iPhoneは衛星測位システム(GPS)に加え、携帯電話の基地局やWi-Fiのアクセスポイント、Bluetoothなどを利用して位置情報を取得しているので精度は非常に高いです。
しかし、iPhoneに記録されている場所は100%正確ではないので、実際にいた場所から半径数十メートル程度はズレが生じる場合もあります。
行動履歴の確認に便利
iPhoneで「利用頻度の高い場所」をオンにしておけば、繰り返し訪れている場所や日時が記録されるので、過去の行動履歴を確認したい場合、便利な機能です。
行動履歴は本人以外が確認するのは難しいため、他人に行動履歴を覗かれることはまずありませんし、外部に送信されることもないので安心です。
【iPhone】利用頻度の高い場所を確認する方法
ここからは、iPhoneに記録された「利用頻度の高い場所」を確認する方法や、履歴を削除・設定をオフにする方法について解説していきます。
利用頻度の高い場所を確認する
「利用頻度の高い場所」を確認するには、まず「設定」アプリを起動します。
「プライバシー」をタップしましょう。
「位置情報サービス」をタップして下さい。
「システムサービス」をタップします。
「利用頻度の高い場所」をタップしましょう。
Face ID・Touch ID・パスコードで認証して下さい。
認証に成功すると、iPhoneに記録された場所の件数と記録された場所が表示されます。
ここを確認すれば、「何月何日・何時何分にどこにいたのか?」がある程度分かります。