トラッカーとは?Webブラウザから除去する方法を解説【スマホ・PC】
「Webサイトを見ているときに、誰かから追跡されていたら…」と思うと心配になりますよね?
自分がどんなWebサイトへアクセスして、どんな商品を検索し、どんな商品を購入したのかが誰かに筒抜けだったら怖く感じる人は多いはずです。
Webには「トラッカー」という機能がありますが、トラッカーとは「追跡者」のことを指します。
この記事では、トラッカーとは何か、トラッカーをWebブラウザから除去するにはどうしたら良いのか?を紹介していくので、不安な方は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents[OPEN]
- 1そもそもトラッカーとは?
- 2Safariのトラッカーを除去する方法《iPhone・iPad》
- 2.1Cookie・履歴・閲覧データを削除する
- 2.2Cookieのみを削除する
- 2.3Cookieをブロックして使用する
- 2.4コンテンツブロッカーを使用する
- 2.5「プライベートブラウズ」を使用する方法もある
- 3Google Chromeのトラッカーを除去する方法《iPhone・Android》
- 3.1【iPhone】Cookieを削除する
- 3.2【Android】Cookieを全て・個別に削除する
- 3.3【Android】Cookieを全てブロックする
- 3.4【Android】サイトの表示画像や広告のCookieをブロックする
- 4Google Chromeのトラッカーを除去する方法《PC》
- 4.1Cookieを全て削除する
- 4.2特定の期間・特定のサイトのCookieを削除する
- 4.3Google Chromeの終了後にCookieを削除する
- 4.4Cookieを全てブロックする
- 4.5特定のサイトのCookieをブロックする
- 5Firefoxのトラッカーを除去する方法
- 6Microsoft Edgeのトラッカーを除去する方法
- 7Webブラウザからトラッカーを除去してみよう!
そもそもトラッカーとは?
インターネットを使用したサービスで、最も重要なのはプライバシー保護です。
しかし、インターネットを使って行った検索や閲覧などを誰かにすべて見られていたら、決して心地良いとは感じませんよね?
Webには「トラッカー」という閲覧者の行動を追跡する機能があります。
まずは、この「トラッカー」について詳しく説明していきます。
ユーザーのデータを収集するシステムやツールのこと
トラッカーとは「トラッキングをする人」を意味します。
トラッキングとは、ユーザーを追跡して閲覧履歴などのデータを収集することです。
トラッキング技術は主に、オンライン広告のターゲティングなどに利用されます。
最近では、GPSを利用した位置特定に使われる発信機や、Bluetoothを利用した位置情報に使われる「スマートタグ」などもトラッカーと呼ばれるそうです。
Cookieもトラッカーの1つ
WebサイトにはCookieという機能があります。
Cookieとは、Webサイトを閲覧する際に訪問者が訪れたWebサイトや入力したデータ、利用環境などのデータを記録するファイルのことです。
Cookieのおかげで、ユーザーは2度目に同じWebサイトを訪れる際、ユーザー名やパスワードなどを再入力しなくてもログインできるので、大変便利です。
CookieはWebサイトの運営側が、訪問者の情報や履歴を判別するのに利用する機能でもあります。
そのため、Cookieもトラッカーの1つだと言えます。
Safariのトラッカーを除去する方法《iPhone・iPad》
Cookieがトラッカーの1つで、Webサイトの運営者によって利用されていると聞くと、Cookie機能そのものをWebブラウザから排除したくなりますが、それは残念ながらできません。
しかし、CookieをWebブラウザから除去することは可能です。
ここでは異なるWebブラウザやデバイスで、Cookieを除去する方法を紹介します。
最初に紹介するのは、iPhoneやiPadの「Safari」でトラッカーを除去する方法です。
Cookie・履歴・閲覧データを削除する
まず「Safari」のCookie、履歴、閲覧データすべてを削除する方法をチェックしましょう。
ホーム画面の「設定」アプリをタップして開きましょう。
「設定」画面が立ち上がったら、画面を下へスクロールしてください。
メニューに「Safari」があるので、選択しましょう。
「Safari」画面になったら下へスクロールしてください。
「履歴とWebサイトデータを消去」をタップしましょう。
確認ポップアップが表示されるので「履歴とデータを消去」をタップしましょう。