【Gmail】メールの暗号化とは?アイコンの表示の意味も紹介するよ
Google提供のメールサービスGmailで作成・受信したメール内容をふと見ると、「暗号化」について記載されていることがありませんか?
今回は、Gmailにおける「暗号化」の意味について詳しく解説していきます。
何気なく使うメールにもリスクは潜んでいるので、この機会にぜひ理解しましょう。
Contents[OPEN]
【Gmail】メールの暗号化とは
まずは、Googleのメールサービス「Gmail」にあるメールの暗号化とは一体どのような役割を果たす機能なのか、解説していきます。
セキュリティはメールを送受信する上で大切な部分です。
ぜひこの機会に仕組みを理解してからより安全にGmailを活用しましょう。
送受信するメールを守るセキュリティ
メールの暗号化とは、Gmailを使って送受信するメールを守るためのセキュリティ機能のことです。
可能な場合、送受信されるメールの内容を自動で暗号化し、他の人に見られるリスクや、ウイルスに感染するリスクを最小限にしてくれます。
メールなら、送信者と受信者しかわからないのでは?と疑問に思ってしまうかもしれませんが、インターネット上に潜んでいる悪質なユーザーによって漏洩させられる可能性があるんです。
オンラインでメールをやり取りしている人みんなに起こりうるリスクなので、決して他人事ではありません。
Gmailでメールを暗号化する場合に使われるのが、「TLS」と呼ばれるツールです。
こちらは、「Transport Layer Security」の頭文字をとっています。
Gmailでは、基本的に自動で暗号化されているので、有効化設定を事前に行う必要はありませんよ。
表示されるアイコンで暗号化のレベルが分かる
自動的に暗号化が行われるということですが、場合によっては暗号化ができていないことがあります。
暗号化できていないときは、プライバシー性の高いメールは送らない方が良いです。
Gmailで表示されるアイコンで現在の暗号化レベルを把握できるので、大事なメールをGmailで送る必要がある際は、毎回有効になっているか確認しましょう。
Gmailで暗号化(TLS)が働いているかは、メール作成画面で簡単にチェックできます。
具体的な確認手順は次のセクションで詳しく説明するので、ぜひチェックしてください。
【Gmail】メールの暗号化を確認する方法
ここからは、Gmailでメールの暗号化の状態を確認する方法を解説していきます。
仕組みがわかれば瞬時に把握できるので、マスターしましょう。
スマホアプリと、PCでブラウザ版Gmailを使ったやり方両方をそれぞれ紹介します。
使う頻度が高い方を重点的にチェックしてください。
「S/MIME」が有効なら暗号化されるよ
現時点でメールが暗号化されているかを確認するには、「S/MIME」が有効になっているかで判断します。
「S/MIME」が有効なら無事メールが暗号化されています。
「S/MIME」とは「Secure / Multipurpose Internet Mail Extensions」のことで、「TLS」と同様Gmailで使われる暗号化方式です。
少し長い用語ではありますが、暗号化規格名は覚えなくても特に問題ありません。