ちなみに夏目漱石について

本当に余談なんですが、紙幣などで実際の顔がよく知られている夏目漱石はどんなイケメンになっているかも調査（もちろんご本人もイケオジですが）しました！

^{出典:文豪とアルケミスト公式サイト「文豪」ページ}

思ったより夏目漱石要素が残っていてびっくりしました。そう、このひげがなくちゃ夏目漱石とは言えないよね！ ちなみに声が鳥海浩輔さんです。鳥海浩輔さんボイスの坊ちゃんとか悶える…！

ゲームの大まかな流れ

まず、プレーヤーは特殊能力者「アルケミスト」として迎え入れられます。私たちの目的は、数々の文学書を守ること。詳細は明らかになっていませんが、この世界では「本の中の世界が破壊され、人々の記憶からも消えてしまう現象」が起こっているのです。本好きとしては許せない！！ そこで、数多の文豪を転生させ、彼らを指揮することで「侵蝕者たち」を討伐することになります。

有碍書（ゆうがいしょ）に潜書（せんしょ）する

まずは、侵蝕者たちによって危機に遭っている著書に文豪たちを潜り込ませます。侵蝕者たちを退治する過程では、文豪を強化するアイテムなどを拾うこともあります。 プレーヤーの操作はほとんどなく、することは分岐点において、「このまま進行するか撤退するか」の選択のみです。勝てばそれでよしなんですが、レベルや相性などの問題で、文豪たちが危機に陥ることもあるので気を付けましょう。

^{右上にマップがあります。あと1マスだし、この感じなら進行しても問題なさそう}

また、危機に陥ったまま無理に進行すると「絶筆」状態となり、その文豪が消えてしまうことがあります。絶筆は避けたいので、進行の判断は慎重に行いましょうね。

疲れをいやす

補修
侵蝕者たちと戦った文豪たちは疲れのようなものを貯めていきます。それがこのゲームで言うと「侵蝕」という値です。侵蝕された文豪は補修によって、浄化してあげることができます。レベルや侵蝕度合いによって、消費するアイテム数が変わったり、補修中はその文豪を潜書に派遣したりできないので注意しましょう。

食堂
侵蝕者たちと戦った文豪たちは、お腹も減るし疲れます。そこは普通の人間と変わらないんですね。そんなときには食堂です。食堂でご飯を食べると満腹度が回復します。満腹度がなくなると有碍書への潜書ができなくなるので、注意しましょう。また、疲労がたまると、文豪は本来の能力を発揮できなくなります。疲労については放っておいても時間経過で少しずつ回復しますが、食堂で漢方薬を消費すれば一瞬で回復できます。どうしても続けて潜書がしたいときに便利です。

^{深夜の飯テロにはご注意ください。}

新しい文豪と出会う

実は潜書には「有碍書への潜書」のほかに「有魂書への潜書」というものが存在します。似ていますがよく見てください。碍（ガイ）と魂（コン）の違いです。有魂書では、新たな文豪と出会うことができます。そのためには有魂書というアイテム、洋墨（量の調節が可能）が必要です。また、オプションで栞を付けることもできます。珍しい文豪を転生しやすくなるそうです。

アイテムのほかに、任意の文豪1人を有魂書に潜書させます。すると待ち時間が表示されるので、表示通りの時間が経ったら新たな文豪との出会いが待っています。この際、潜書した文豪（元々いた方）もきちんと一緒に帰ってきます。いなくなるわけじゃないのでご安心ください♪

他にも開花という文豪を強くする要素や、手紙や回想といった、よりキャラクターを深く知ることのできるお楽しみ要素など、できることはたくさんあります！

ただ、基本的なサイクルとしては、侵蝕者と戦い、癒やし、必要に応じて新たな文豪と出会って戦力を整えていくことが重要です。新たな文豪と出会う際には、有魂書が必要で無限にできるわけではないので、ある程度人数がそろったらむやみに行わない方が良いかもしれませんね。

また、開花は戦力に直接つながる要素です。詳しくは説明しませんが、戦略に沿って使っていきましょう。

難易度1と2の差が激しいのでお気を付けください

難易度1のステージがすいすい進んだので、そのまま何気なく難易度2のステージに挑戦したら大ピンチに陥りました。いやー…焦った。

^{八雲、マジごめん…！ 私の判断ミスです！}

どうやら難易度1と2で大きく難しさに違いがあるようです。お気を付けください。現在、絶賛銃メンバー募集中です。一人しか銃がいない…！

ゲームシステムの印象としては、同じDMMの刀剣乱舞（とうらぶ）にハマった人はガッツリハマっちゃう感じだな、と思いました。もちろんとうらぶを全然知らなくても全く問題ありません。たくさんの名著の中で活躍する文豪たちの指揮を執る、それだけですごく浪漫が溢れてとまりません。ちょっと資生堂パーラーでシュウクリヰムでも食べながらモガの気持ちになりたくなります。

この記事のライター
まさみ

文学好きの方の中には、こういった文豪をキャラクター化することに抵抗感のある方もいらっしゃいますね。実在の人物がフィクションに投影されるわけなので、抵抗を感じる気持ちも分かります。けれど、私は武者小路実篤の「友情」に見る少女漫画感について議論できる友だちが欲しいので、ゲームをきっかけに、文学に触れる人が一人でも増えたら素敵だなあというスタンスでいます。誰か語り合いませんか？

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