マジか…マジか!と驚きの展開に震えた良作アドベンチャーミステリー【7年後で待ってる】
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約束の相手・アオイや友だちは皆、同じ病気LMDだった…?
7年前に約束をした相手はアオイという女の子で、今はもうこの世にいないことがわかる。リクの弟カケルも現在LMDで入院中。LMDっていったいどんな病気なのだろう?カケルの主治医は失踪後記憶喪失になっていると言うし…?
「LMD患者を見殺しにして得してるやつがいるかもしれない」と陰謀論を展開し始めるリクは、ハルトと一緒に病院の裏を暴く行動に出始める。
7年前の病院で起こった数々の出来事が徐々に1つの線になっていく!
中盤からは7年前の病院の様子がどんどん明らかになっていく。リクの友だちであるサキ、ホノカ、そしてアオイらに接近する謎のおじさんはいったい誰?知らないおじさんに写真撮らせちゃ、ダメだけど…。
まさかのタイムリープものだった(大好物)
ハルトが都度、話を聞きに行く町医者の一木先生も7年前のことや、病院に隠された重大な事実を知っているよう。そしてある時ハルトに衝撃の事実を打ち明ける。ええええええええ!?なんですって!
今「タイムリープ」っておっしゃった…!?
タイムリープ (英: Time Leap)は、日本語に直訳すると「時間跳躍」となる。和製英語で『時をかける少女』で登場した造語。出典:Wikipedia
ふつうの町医者じゃないなと
映画「時をかける少女」が大好きだった私は即座に時間を超えるストーリーと花の香りが結びついた。あれはラベンダーの香りだった。ラベンダーの香りを嗅ぐと知世ちゃん(※ちゃん付け世代です)が意識を失うのだ(←また観たくなってる)。
出てくる大人がみんなアヤシイ
そして今作で登場する花は7年に一度咲く花、千宵草(チヨイグサ)。7年に、一度…?記憶を失ったハルトだが、町のそこかしこで”なつかしい香り”を嗅ぐ。この後どうなるのか!?
その”なつかしさ”に潜む事実とは一体なんなのでしょうか?タイムリープ装置の謎、病院は本当に悪さをしているのか?おぼろげな記憶を持ちながら時をループする主人公を軸に、過去の点と線が交わって話は次第に思わぬ方向に進みます。チャプターが終わるごとにゾクゾクし、気がついたら感動の連続。
総プレイ時間はみっちりやって6~7時間ほどでした。ストーリーが勝手に進む方式とは言え、時々キャラクターの台詞に次に行くべき場所が書かれていることがあるので会話はよく読むといいですよ!「7年後で待ってる」。このタイトルも最後にグッと来ます。SF、ミステリー、アドベンチャー小説や映画、「彼女は最後にそう言った」「僕は今日も君を殺す」などのノベルゲームが好きな人に特におすすめです!
7年後で待ってる
開発:Shogo Murakami
掲載時の価格:無料
Ver:iOS 1.0 / Android 1.03