iPhoneは遠隔操作ができる?おすすめアプリ・ソフトも紹介!
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iPhoneを遠隔操作するときの注意点
iPhoneを遠隔操作できるアプリは便利な反面、使い方を間違えるとトラブルに発展したり、場合によっては刑事罰に処される可能性もあります。
特に、浮気調査を目的として、恋人や配偶者に黙ってアプリをインストールしようと思っている人は必ず目を通して下さい。
相手の端末に許可なくインストールすると違法
恋人や配偶者が浮気していないか監視するため、相手の端末に許可なくアプリをインストールしたことがある人もいるのではないでしょうか。
実は、相手の端末に許可なくアプリをインストールするのは、「不正指令電磁的記録供用罪」という違法行為にあたり、「3年以下または50万円以下の罰金に処する」と定められています。
つまり、アプリを勝手にインストールしたことが相手にバレてしまい、警察に被害届を出されたら、刑事罰に処される可能性も十分にあるのです。
そのため、iPhoneを遠隔操作したい時は、必ず相手の許可を得てからアプリをインストールして下さい。
浮気の証拠としては使えない
配偶者のiPhoneを遠隔操作して、「浮気の証拠を掴んでやる!」と思っている人も多いのではないでしょうか。
ですが、遠隔操作で不正に取得したLINEやメールのやり取り、浮気相手との2ショット写真などは、浮気の証拠として正式に認められません。
そもそも、浮気の証拠となるのは、確実に浮気相手と肉体関係を結んだのが明らかに分かるような証拠に限られます。
例えば、浮気相手と一緒にホテルや自宅を出入りしている写真や動画、探偵会社による調査報告書などが挙げられます。そして、これらの証拠は違法ではない手段で得た場合に限られます。
他人のiPhoneに許可なく勝手にアプリをインストールするのは「不正指令電磁的記録供用罪」という罪になりますから、当然遠隔操作で得た証拠は、正式な浮気の証拠として認められないのです。
相手にバレる可能性がある
相手に許可なくアプリをインストールしてiPhoneを遠隔操作すると、相手にバレる可能性が高いです。
遠隔操作できるアプリの中には、アイコンがホーム画面に表示されたり、アプリを起動するたびに通知が送られてしまうようなものもありますから、そういった場合は勝手にアプリを入れたことがすぐ相手にバレてしまうでしょう。
そうなると、相手との関係が悪化したり、場合によっては損害賠償を請求されてしまう恐れもあります。
たとえ親や配偶者のように強い信頼関係で結ばれていても、相手のプライバシーは尊重しなければなりません。
なので、必ず相手の許可を得てからアプリをインストールするようにしましょう。
第三者に操作されてしまう可能性
iPhoneを遠隔操作できるアプリを入れていると、悪意のある第三者によって逆に自分のiPhoneが遠隔操作される可能性があります。
そもそも、iPhoneにそういったアプリを入れるのは、外部からでも操作できる環境を自らが作っていることになります。
素人なら無理かもしれませんが、IT関係の仕事に就いている人、アプリやウイルスを自作できる人、ハッカーなどのIT関係の専門的な知識を持っている人なら、iPhoneを簡単に遠隔操作できてしまうかもしれません。
もし、そういった人に遠隔操作されてしまえば、あなたのiPhoneの端末内にある個人情報が流出して悪用されてしまう可能性が高いでしょう。
そのため、iPhoneを遠隔操作するということは、それなりのリスクが伴うのも承知しておかなければなりません。