海外向けのパケット定額プランに入る

最近では、海外向けのパケット定額プランを提供している携帯キャリアもあります。

そのプランに加入していれば、Wi-Fiが繋がらない場所でも通信料を気にせずにLINEを利用できますよ。

海外向けのパケット定額プランを提供している携帯キャリアは以下の通りです。

携帯キャリア	プラン名	料金
docomo	海外パケ・ホーダイ	24.4MBまで：0円～1,980円/1日 24.4MB以上：2,980円/1日
au	海外ダブル定額	24.4MBまで：0円～1,980円/1日 24.4MB以上：2,980円/1日
SoftBank	海外パケットし放題	25MBまで：0円～1,980円/1日 25MB以上：2,980円/1日
ワイモバイル	海外パケットし放題	25MBまで：0円～1,980円/1日 25MB以上：2,980円/1日

海外向けのポケットWi-Fiをレンタル

飲食店やホテル、商業施設などフリーWi-Fiが設置されているところは多いですが、フリーWi-Fiだけだとネットが利用できる場所が限られてしまいます。

そのため、場所を問わずにネットを利用したい、という方は海外向けのポケットWi-Fiをレンタルされることをおすすめします。

滞在先の国や地域によって異なりますが、1日500円～1,000円のリーズナブルな料金でレンタルできます。

レンタル方法も非常に簡単で、ネットで申し込みを行って、ポケットWi-Fiを自宅か空港で受け取るだけでOKです。

ポケットWi-Fiを常に持ち歩かなければならないというデメリットはありますが、通信費を抑えつつどこでもWi-Fiに接続できるのは魅力的なポイントですね。

サービス名	レンタル料金（滞在先がアメリカの場合）
グローバルWifi	970円～2,170円/1日
ワイホー	750円～1,850円/1日
イモトのWiFi	1,580円～2,380円/1日

海外向けのSIMを使う

SIMロックを解除しているスマホか、SIMフリーのスマホを使っている場合は、海外向けのSIMを使うのがおすすめです。

携帯キャリアのパケット定額プランやポケットWi-Fiのレンタルと比べると、海外向けのSIMの方が料金を安く抑えられます。

しかも、音声通話機能付きのSIMであれば、滞在先の一般回線を使って格安料金で通話できるのも嬉しいポイントです。

また、会社によっては一定期間同じSIMカードを使い続けられるので、年に何度か旅行される方や、仕事で行かれる方にもおすすめです。

ただし、SIMロックがかかっているスマホでは使用できないので注意して下さい。

サービス名	料金
IIJmio 海外トラベルSIM	3,850円（500MB・データ通信のみ） 4,600円（500MB・データ通信&音声通話）
HISモバイル 変なSIM	1,300円（1GB・1日） 3,500円（4GB・8日） 5,000円（4GB・15日）
GIG SKY	3,600円（2GB・15日） 6,000円（5GB・30日）

LINEの無料電話を海外で使うときに注意すること

LINEの無料電話を海外で使うときは、下記の3つの点に注意して下さい。

フリーWi-Fiの安全性

海外でネットを利用する場合、モバイルデータ通信だと高額な通信料を請求される恐れがあるため、Wi-Fiでネットに接続するのが一般的です。

飲食店やホテルなどに設置されているフリーWi-Fiを使えば無料でネットに接続できますが、第三者によって通信内容を不正に盗み取られる可能性があります。

フリーWi-Fiは暗号化されていないものも多くなく、通信内容を盗み取る目的で第三者が設置した、なりすましのWi-Fiが紛れ込んでいることもあります。

そういったWi-Fiに接続してネットを利用するのは非常に危険なので、接続する際は十分に注意して下さい。

Wi-Fiの有効範囲

Wi-Fiは、モバイルデータ通信とは違って接続可能な範囲は限られています。

海外は日本国内と比べてフリーWi-Fiが普及しているものの、全ての場所に設置されているわけではありません。

フリーWi-Fiだけに頼っていると、場所によっては全くネットに接続できず、LINEの無料通話を利用できない場合もあります。

そのため、場所を問わずにLINEの無料通話を利用したいときは、海外向けのポケットWi-Fiをレンタルしておくか、海外向けのSIMカードを使用されることをおすすめします。