Twitterの動画は画質が悪い?高画質投稿する方法と劣化の原因
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Twitter動画の画質・動画のサイズについて
動画の画質やサイズというのは、動画の解像度やビットレート、フレームレートなど、様々な要素の数値によって変化するものです。ここでは、
- 解像度
- ビットレート
- フレームレート
上記の3つの要素について詳しく解説していきます。
解像度
『解像度』とは、画面のピクセル(画素)の数量を表したもので、『3,840×2,160』『1,920×1,080』というように、縦と横のピクセル数で表現されます。
例えば、フルHDの動画の解像度は1,920×1,080ですが、これは横に1,920個、縦に1,080個のピクセルがあることを表しています。
なお、解像度が高ければ画質も高くなる傾向にありますが、それだけ動画のサイズも大きくなります。
Twitterでは解像度が一定以上になると自動的に圧縮が行われて画質が悪くなってしまうため、アップロードする際は解像度が高くなりすぎないように注意しましょう。
ビットレート
『ビットレート』とは、1秒間に送受信できるデータ量のことであり、『bps』という単位で表されます。
- 1bps:1秒間に1ビットのデータを転送できる
- 10bps:1秒間に10ビットのデータを転送できる
つまり、ビットレートが高いほど、1秒間に多数のデータを転送できるということになります。
なお、画質が高いほど多数のデータをやり取りする必要があります。
そのため、解像度が同じでもビットレートが低い動画の方がカクカクした動きになり、画質も劣化してしまうのです。
なので、ビットレートは高い方が綺麗な動画を再生できますが、この数値が高くなるにつれて動画のサイズも大きくなります。
動画のサイズが大きいとTwitterでは自動的に圧縮され、逆に画質が悪くなってしまうので注意しましょう。
フレームレート
『フレームレート』とは、動画1秒あたりのコマ数(静止画数)のことで、『fps』という単位で表されます。
- 10fps:動画1秒あたり10枚の静止画で構成されている
- 30fps:動画1秒あたり30枚の静止画で構成されている
動画というのは静止画を繋ぎ合わせたようなものなので、フレームレートが高い(静止画数が多い)ほど滑らかな動きの動画を再生できるというわけです。
なお、フレームレートも動画のサイズに大きく影響する要素のひとつで、フレームレートが高いほど動画のサイズも大きくなります。
そのため、Twitterに動画をアップロードする際は、フレームレートの数値にも気を付けるようにしましょう。
Twitter動画の画質・高画質動画をアップロードする方法
Twitterでは、動画のサイズが一定以上大きくなると、アップロードしたときに圧縮されるため、画質が劣化してしまいます。
ですが、なるべく画質の劣化は避けたいですよね。
では、画質をキープしたままみんなと共有するにはどうすれば良いのでしょうか?
解像度は720pxを目安
Twitterでは、サーバーへの負担を軽減するため、動画のサイズが一定以上を超えると自動的に圧縮が行われます。
具体的には、縦か横の短い方の解像度が720pxを超えると圧縮される仕組みになっています。
つまり、縦か横の短い方の解像度が720px以下の動画であれば、画質が劣化されることなく、そのままアップロードできるというわけです。
ちなみに、解像度が高い動画をそのままアップロードするよりも、あらかじめ解像度を低くしてからアップロードした方が、結果的に高画質になります。
そのため、動画編集ソフトなどを使って、解像度が720px以下になるように編集してからアップロードしてみて下さい。