【これで解決!】iPadの動作が遅くて使いにくいときの対処法
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【iPad】動作が遅いときの対処法《本体》
ここまで、iPadの動作が重く遅くなる原因には、iPadの設定、アプリ、ブラウザのキャッシュ、バッテリーの4つが関係していることを考えました。
自分のiPadの動作が遅い原因が特定できたら、次は改善方法です。
iPadの動作が遅くなったら、どんな対処法を試して、問題を改善できるでしょうか。
これから、iPadの設定、アプリ、ブラウザのキャッシュ、バッテリーのそれぞれの問題を改善するための対処法を、1つずつ取り上げて紹介します。
最初はiPadの設定です。
iPadの動作に影響を与える4つの設定を取り上げて説明していきます!
iCloudの同期をオフにする
iPadの動作に影響を与える最初の設定は、iCloudの同期です。
iCloudの同期機能は、iPadやiPhoneの写真、動画、連絡先、SNSなどのデータを自動的にインターネットストレージに保存してくれる、とても便利な機能です。
しかし、iCloud同期を常に有効にしていると、いつもバックグランドでiCloudが稼働している状況を作り出し、iPadの動作に影響を与えます。
必要ないときには「オフ」にしましょう。
iCloud同期のオフ設定の手順を説明します。
ホーム画面にある「設定」アプリを開きましょう。
「設定」画面右メニューにある「ユーザー名」を選択しましょう。
「ユーザーアカウント」が画面右側に表示されます。「iCloud」を選択しましょう。
「iCloud」画面が右側に立ち上がります。iCloud同期を解除したいアプリすべてを「オフ」にしましょう。
視差効果をオフにする
2つ目は視差効果設定です。
視差効果とは、iPhoneとiPadに実装されている機能で、iPhoneやiPadの画面が、デバイスの傾きに対応して傾く機能です。
便利な機能ではありますが、デバイスに負荷をかける機能でもあります。
必要がなければ視差効果を無効にしましょう。
設定方法を説明します。
ホーム画面にある「設定」アプリを開きましょう。
「設定」画面右メニューにある「アクセシビリティ」を選択しましょう。「アクセシビリティ」画面が右側に立ち上がります。表示されている項目から「動作」を選択しましょう。
「動作」画面に「視差効果を減らすがあるので「オフ」にしましょう。
透明度を下げる
3つ目の設定は、透明度設定です。
透明度設定は、画面背景の透明度のアジャスト、文字判読の補助、また眼精疲労の軽減を目的にしています。
とても便利な機能ですが、デバイスに負荷をかけます。
必要がなければ透明度設定も無効にしておきましょう。
操作方法を説明します。
ホーム画面にある「設定」アプリを開きましょう。
「設定」画面右メニューにある「アクセシビリティ」を選択しましょう。「アクセシビリティ」画面が右側に立ち上がります。表示されている項目から「画面表示とテキストサイズ」を選択しましょう。
「画面表示とテキストサイズ」画面に「透明度を下げる」があるので「オフ」にしましょう。
メモリを開放する
4つ目の設定は、メモリの解放です。
メモリとは、iPadの「頭脳」であるCPUがデータ処理のために使用する「作業台」のことです。
「作業台」が大きければ、一度に多くのタスクが扱えます。
しかし「作業台」が散らかっていたらCPUのデータ処理が遅くなります。
そのためメモリの開放をして「作業台」を整理します。
メモリの開放は、iPadを再起動して行います。
iPadの再起動方法を説明します。
iPadの電源ボタンを長押しします。
画面上に「スライドで電源オフ」が表示されるので、スライドし電源を「オフ」にします。この後、もう一度電源ボタンを長押しして電源を入れます、これで再起動され、メモリが開放されます。