Androidでメモリ解放!アプリなしでも可!おすすめアプリも紹介
「Androidスマホを使っているけど、なんだか動きが遅いなぁ」「格安スマホを買ってみたけど、動作が重くなってきたかも」と悩んでいませんか?
その原因、もしかするとスマホのメモリに余裕がなくなっているからかもしれません。
少し前のスマホや最近安く売っている「格安スマホ」では、メモリ不足になりやすい場合もあります。
メモリがいっぱいのスマホは、余裕がなくなっている状態。
そんなときは、メモリ解放をすることで、購入時のサクサク感が戻ってくることがあります。
今回の記事では、スマホのスムーズな動きを取り戻すメモリ解放について詳しく解説します。
あの頃のサクサク感を取り戻したい人は、ぜひ参考にしてみてください。
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Androidの「メモリ解放」とは?
「メモリ」と聞くと「データを保存するところ」というイメージが大きいのではないでしょうか。
そのイメージも間違っているわけではないのですが、メモリには大きく分けて2種類あります。
話の中で使われている、メモリには「ROMメモリ」と「RAMメモリ」があります。
まずはそれぞれにどのような違いがあるのかを確認してみましょう。
ROMメモリ
ROMメモリとは、スマホの中で音楽や写真、アプリを保存しておくためのメモリです。
スマホを購入するときに、「内蔵メモリ:32GB」や「内蔵メモリ:64GB」と書いてありますが、この部分のメモリのことを「ROM」といいます。
このメモリに保存したデータは、電源を切ったりバッテリーが無くなっても消えることはありません。
せっかく撮影した写真や動画が、勝手に消えることはないですよね。
ちなみに、AndroidはSDカードも使えますが、SDカードもROMの仲間です。
電源を切ったり、スマホから取り出したりしてもデータは消えません!
これだけ聞くと、データも消えなくて容量の大きいROMのほうが、RAMよりも優れているような気がしませんか?
実は、ROMはRAMに比べると非常に読み取りや書き込み速度が遅いのです。
スマホやパソコンは、1秒間にたくさんのデータを処理しています。
いちいちROMメモリからデータを出し入れしていては間に合いません。
そのため、処理に使うデータはRAMに保存するのです。
しかしながら、RAMはとても高価なメモリです。
そのため、スマホやパソコンはRAMとROMを使い分けて両方のメモリを利用しています。
RAMメモリ
「RAM」というのは、電源を切ったりバッテリーが無くなったりするとデータが消えてしまうメモリのことです。
消えてはいけないデータを「ずっと」保存しておく場所ではないのです。
スマホ売り場などで、スマホの説明に「RAM:2GB」や「RAM:4GB」などと書かれているのを見たことがありませんか?
これがRAMと呼ばれているメモリのことです。
ROMメモリの場合、一般的に32GBや64GBあります。
一方、RAMメモリは、多くて8GB程しかありません。
ただ、RAMメモリなら、それだけあれば十分なのです。
RAMが保存するデータは、一時的なデータや利用中のアプリデータだけなのです。
そのため、内蔵メモリのような大容量である必要はありません。
しかし、RAMメモリはアプリを複数起動すると容量がいっぱいになってしまいます。
その結果、処理時間がかかって新しく開いたアプリの動きが遅くなってしまうのです。
このように、メモリが足りずにデータ処理の順番待ちが発生してしまうと、スマホの動きが遅くなる原因になります。
メモリ解放はデータを整理し空き容量を増やすこと
メモリ不足を防ぐには、大きい容量にして余裕をもたせるしかありません。
RAMメモリの容量は、パソコンであれば簡単にメモリを増やせますが、スマホは購入時の状態から変更できません。
そのため、メモリ解放を行うことをおすすめします。
メモリ解放とは、RAMに保存されているデータを整理して、RAMの空き容量を増やすことです。
先ほど説明したように、RAMがいっぱいになってしまうと、新しいアプリや機能を使うのに順番待ちができてしまいます。
メモリを解放すると、不要になったデータは削除されるので、RAMに余裕が生まれます。
その結果、順番待ちがなくなり、サクサク動くようになるのです。