【削除するべき?】Googleで悪い口コミを書かれたときの対処法
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他のユーザーに悪い印象を与えなくて済む
悪い口コミを削除するもう一つのメリットは、他のユーザーに悪い印象を与えなくて済む点です。
口コミというのは、そのお店の評価を大きく左右するといっても過言ではありません。
実際、良い口コミで占められているお店はポジティブな印象を抱きやすく、逆に悪い口コミが目立つお店はネガティブな印象を抱きやすいです。
したがって、悪い口コミをそのまま残しておくとお店の評価が低下して、集客や売上にも悪影響を及ぼす可能性も十分にあります。
ですが、悪い口コミを削除すれば悪い印象を抱かれにくくなり、安定して売上を出していけるかもしれません。
【Google】書かれた口コミを削除するときの注意点
Google マップやマイビジネスに書かれた口コミの削除依頼を出す時の注意点は、以下の4つがあります。
- Googleの削除基準に該当しなければ削除されない
- 削除依頼の理由を文章で伝えられない
- 削除されるまで2週間以上時間がかかる
- 何度も同じ削除依頼を出しても意味がない
では、以上の4つの注意点をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
Googleの削除基準に該当しなければ削除されない
Googleに書かれた口コミは、Googleが定めている口コミの削除基準に該当しなければ基本的に削除されません。
- スパムや虚偽のコンテンツ
- 関連性のないコンテンツ
- 制限されているコンテンツ
- 違法なコンテンツ
- テロリストのコンテンツ
- 露骨な性的表現を含むコンテンツ
- 不適切なコンテンツ
- 危険なコンテンツおよび中傷的なコンテンツ
- なりすまし
- 利害に関する問題
引用:Google公式サイト
悪い口コミを書かれた側にとっては精神的にひどく傷つくような内容でも、Googleが削除する必要がないと判断すれば、口コミは削除されずに残ったままになります。
また、Googleが口コミを削除してくれないからといって弁護士に依頼したとしても、Googleを相手に裁判を起こし、その口コミが名誉毀損や信用毀損、業務妨害などに該当すると裁判所が判断しなければ削除に応じてくれない可能性が高いです。
削除したい理由を文章で伝えられない
Googleに口コミの削除依頼を出す時、なぜ削除してほしいのか理由を文章で答える必要がありません。
以下の5つの選択肢から選ぶことができます。
- このクチコミはこの場所と無関係です
- 利害に関する問題
- 侮辱的または露骨な性的コンテンツ
- プライバシーに関する懸念
- 法的問題
しかし、削除依頼を手軽に行える分、削除してほしい理由や前後関係などを詳しく伝えられず、深刻さがGoogleに伝わりにくいというデメリットもあります。
そのため、それが原因で事実無根のデマなど悪質な口コミが削除されず、そのまま放置されてしまう恐れがあります。
削除されるまで2週間以上時間がかかる
専用フォームからGoogleへ削除依頼を出した場合、Googleは該当の口コミが削除基準に達しているか審査しなければなりません。
そのため、口コミが削除されるまでは最低でも2週間程度はかかるようです。
ちなみに、削除依頼を出した口コミが削除されても削除されなくても、Googleから結果の通知が届くことはありません。
そのため、口コミが削除されたのかどうか自分で確かめる必要があります。
何度も同じ削除依頼を出しても意味がない
一回目に出した削除依頼が通らなかったからといって、選択肢を変更して削除依頼を出したり、何度も削除依頼を出したりしても、同じような結果になる場合がほとんどです。
それどころか、嫌がらせ目的で同じ依頼を出している悪質なユーザーだと思われ、場合によってはアカウントの停止措置が取られる可能性があるので注意が必要です。
もし自分のお店や会社に書かれた口コミがどうしても削除されない場合は、それに対して丁寧に返信するなど別の方法で対処して下さい。
誠実な対応をすれば、書き込んだユーザーが自主的に削除してくれる可能性もあります。