【iCloudフォトライブラリ】どんな機能?使い方や注意点
Contents[OPEN]
iCloudと端末内のデータは紐づけされる
iCloudフォトライブラリをオンにすると、端末内で保存されているデータとiCloud上に保存されるデータが紐づけされます。
そのため、iCloudで編集や削除などの変更を加えると、端末内にもその変更が反映されることになります(逆もまたしかりです)。
例えば、ストレージが不足してきたから端末内からは写真を削除したいけど、iCloud上には削除した写真を残しておきたい…ということはできないのです。
iCloudフォトライブラリをオンにしている間は、iCloudに同じ写真があるからといって、端末の方で間違えて削除してしまわないように注意して下さい。
アップロードに時間がかかる
iCloudフォトライブラリの設定をオンにすると、自動的に写真やビデオのアップロードが始まりますが、人によっては数百枚、数千枚一気にアップロードすることになるでしょう。
その場合、Wi-Fiに接続していてもアップロードが完了するまでにかなりの時間を要することになります。
そのため、時間に余裕がある時にアップロードを始めた方が良いでしょう。
【iCloudフォトライブラリ】同期できないときの対処法
先ほどご紹介した手順通りに操作を行ったのに、写真やビデオが上手く同期できないことがあります。
その場合は、以下の4つの対処法を試してみて下さい。
- 「iCloudフォトライブラリ」を再度オン
- iCloudストレージの空き容量を増やす
- 安定したWi-Fiネットワークに接続する
- iPhoneを再起動する
では、以上の4つの対処法をそれぞれ詳しく見ていきましょう。
「iCloudフォトライブラリ」を再度オン
写真やビデオを同期できない場合は、「iCloudフォトライブラリ」の設定に一時的な不具合が起きている可能性があります。
そのため、一旦設定をオフにしてから再度オンにして、同期が始まるか確認してみましょう。
iCloudストレージの空き容量を増やす
繰り返しになりますが、iCloudフォトライブラリをオンにして写真やビデオを同期させると、その分iCloudのストレージを消費することになります。
容量が足りないと同期が上手くいかないため、まずはiCloudストレージの空き容量がどれくらいあるか一度確認してみましょう。
ストレージの空き容量は以下の操作手順で確認できます。
- 「設定」を開いたら、一番上に表示されている自分の名前をタップ。
- 「iCloud」をタップ。
- アップルメニューをクリック。
- 「システム環境設定」を選択。
- 「iCloud」をクリック(Ma OS 10.15以降の場合は「Apple ID」→「iCloud」)。
すると、iCloudストレージの使用量が棒グラフで表示されます。
空き容量が残り少ない場合は、iCloudに保存している不要なデータを削除するなどして空き容量を増やして下さい。
安定したWi-Fiネットワークに接続する
iCloudフォトライブラリの「モバイルデータ通信」の設定をオンにしておけば、Wi-Fiがない場所でも写真やビデオをアップロードすることができます。
しかし、データ通信量の上限を超えて速度制限にかかっていると、容量が大きい写真やビデオをアップロードするのに時間がかかるため、途中で同期が止まってしまったり、正常に同期が完了しなかったりする場合があります。
そんなときは、電波強度が強い安定したWi-Fiネットワークに接続を切り替えてから再度同期してみて下さい。