SDカードスロットの場所と挿入方法

Android端末にSDカードを挿すときは、データ壊れる可能性があるので必ず本体の電源を切りましょう。

SDカードを挿し込むスロットは、SIMカードを差し込むスロットに近いところにあったり、機種によってまちまちです。

本体をひとまわり見てみて、電池パックが交換できるタイプならカバーの中にあります。

そうでない場合は「ピン」を指してスロットカバーを押し出すタイプなので、本体購入時に付属していたカードスロット用のピンを使って取り出すか、マチ針くらいの大きさの棒で押してみましょう。

上手に押せば簡単に取り出せるので、そこにある「SD card」と書いてある場所に向きと裏表に気を付けながらセットしましょう。

無事にセッティングが終われば元に戻してスロットイン完了です。

SDカードを認識させる方法

ちゃんと差せていたら、写真のように「設定」から「ストレージ」を選択すると、「内部ストレージ」とは別に「～のメモリーカード」という項目が増えます。

でもしかし、ここでその項目が表示されない場合、いくつかの原因が考えられます。

①と②は電源の再起動やSDカードの挿し直すことで改善する可能性が高いです。方向やSDカードの汚れなどをチェックしてみて、改めて電源を入れてみて下さい。

それでも認識しない場合は、PCで認識するかどうかを見てみましょう。PCで読み取れない場合は素人では難しい領域に到達です。

購入した店舗かオンラインショップで相談してみてください。

デフォルトの保存先をSDカードにしよう

つぎにデフォルトの保存先を「内部ストレージ」から「外部ストレージ（SDカード）」に変更します。

これでようやく内部ストレージを圧迫し続ける動画や写真から解放されます。このとき、必ず端末を再起動してください。

【Android】SDカードの使い方

ここからは、Android端末でSDカードを使う方法を説明していきます。SDカードではどのような使い方ができるのか見ていきましょう。

スマホのデータをSDカードに移す

SDカードを追加したらまず、これまでに撮りためてきた写真などのデータをSDカードに移動させましょう。

方法はいくつかありますが、もっとも簡単なのは移動させたい写真などを直接選んで移し替える方法です。

やり方は「ギャラリー」で移動させたい写真などを選択したら「移動」を選んで「メモリーカード」と書かれているフォルダに移動させるだけです。

アプリをSDカードに移す

本体ストレージが少なすぎるからSDカードにアプリを入れられるようにしたい、という気持ちはよくわかりますが、これは実はちょっと難しい手順が必要です。そして、端末によってはできないものもあるので注意が必要です。

Androidのバージョン6からできるようになっていますが、アプリそのものをSDカードにインストールさせるにはいくつかの問題があります。

ひとつは、フォーマットの方法が「普通」のフォーマットではできないこと、もう1つはSDカードそのものの性能にも制限が加わるということ（なんでも良いわけではない）です。

比較的簡単にできるスマホの場合は、以下のような手順＆条件となります。

また、アプリによっては移動できないものもあるので、その条件をクリアした場合だけ移動できます。

という手順になります。

内部フォーマットの方法は、「設定」→「ストレージ」→「SDメモリーカード」の「フォーマット」を選択時に、「内部ストレージとしてフォーマット」と「外部メモリーとしてフォーマット」を選択できます。

場合によってはU2・V30以上の転送速度が無ければ操作できない可能性もあります。少なくとも転送速度には十分に注意を払いましょう。

写真や書籍の保存場所をSDカードに設定する

撮った写真を直接SDカードに保存するように設定するには、「カメラ」の「設定」から保存先を「SDカードに優先的に保存」などにチェックを入れるだけで可能です。

Kindleなどの電子書籍では、「その他」からダウンロードファイルの設定を行います。

続いて「アプリの設定」をタップして、設定画面に移動したら、表示されている項目の中から「SDカードにダウンロード」を見つけましょう。

あとはチェックを入れて、アプリがメモリにアクセスしてもいいかを聞いてくるので「Yes」を選択すれば、無事SDカードに保存されるようになります。

ほかにもSDカードを使い始める前にインストールしたアプリはまだデータの保存先が内部ストレージのままなので、使用状況を保存しているようなタイプは一通りチェックしましょう。