【iCloud Driveの使い方】スマホ・PCでの基本操作を解説!
スマホを使っていると容量に限界が来てしまい、保存したいものが保存できない、という事態になることもあるでしょう。
そんな時に便利なのが、オンラインのストレージサービス。
今、さまざまなストレージサービスが出ており、写真などを外部ストレージに保存することで、スマホ本体の容量を節約できるとあって、利用する人が多く見られます。
そんなサービスの1つが、Appleが提供している「iCloud Drive」です。
iPhoneユーザーであれば誰でも利用できるうえに、さまざまなデバイスからアクセスできるとあって大変便利なツールです。
そこで今回は、iCloud Driveについての概要や使い方について詳しく解説します。
Contents[OPEN]
- 1【iCloud Driveの使い方】そもそもどんなサービスなの?
- 2【iCloud Driveの使い方】とっても便利な活用法!
- 3【iCloud Driveの使い方】始める前に知っておきたいこと
- 4【iCloud Driveの使い方】さっそく始めよう!《事前準備》
- 4.1【iPhone】iCloud Driveの設定手順
- 4.2【Android】設定はできない!閲覧のみ
- 4.3【Windows】iCloud Driveの設定手順
- 4.4【iCloud.com】iCloud Driveの設定手順
- 4.5【Mac】iCloud Driveの設定手順
- 5【iCloud Driveの使い方】基本の操作方法《iPhone》
- 6【iCloud Driveの使い方】基本の操作方法《PC》
- 7【iCloud Driveの使い方】ファイルを共有する方法《スマホ・PC》
- 8データの保存・共有はiCloud Driveを活用しよう!
【iCloud Driveの使い方】そもそもどんなサービスなの?
今出ているオンラインストレージサービスは、無料のもの・有料のものなどさまざまです。
そこでまずは、iCloud Driveがどのようなサービスなのかについておさらいしておきましょう。
ファイル保存が可能なクラウドストレージサービス
iCloud DriveはiCloudにあるサービスの1つで、データを保存する機能があるものです。
外部ストレージサービスの中には、写真や動画に特化したものもあるのですが、中にはそれに加えてExcelやPDFなどのさまざまなファイルを保存できるものもあります。
iCloud Driveがまさにそれに当たるのです。
それらのファイルをiCloud Driveに保存すれば、共有を許可した相手であればファイルを確認できたり、設定次第ではファイルに手を加えたりもできます。
仕事上、複数人で共有したいファイルやデータなどがある場合は、iCloud Driveに保存しておくのも1つの手でしょう。
無料で5GBの容量が使える!
iCloud Driveを利用する上で気になるのが料金ですよね。
iPhoneなどのApple製品を購入した場合、Appleのサービスを使うために、まずAppleIDを設定しなくてはいけません。
AppleIDが作成されると、5GBまでは無料でストレージを利用できるようになります。
5GBと言われても、どれくらいのデータ量なのかがパッと思い浮かばないかもしれません。
例えば、1枚当たり2.5MBの写真であれば約2000枚、それよりも画質の良い画像やデータ量の多い動画であれば、保存枚数はさらに少なくなるでしょう。
ただし、上記の数値はいずれも5GBをまるまる写真や動画の保存に使える場合の保存可能枚数です。
また、5GBはiCloud全体における上限容量。
そのため、iPhone本体に入っているデータを定期的にiCloudにバックアップすることを考えると、バックアップデータに加えて上記のようなデータ量の保存を5GBでまかなうのは不可能に近いでしょう。
そのため、iCloudの使い方によっては、ストレージをアップグレードする人もいます。
容量と月額料金について
5GBでは足りない場合は、ストレージのアップグレードがおすすめです。
バックアップを取ることを考えると、念のため50GBを確保しておいた方が良い、とも言われています。
iCloud Driveは5GBまでは無料なのですが、それ以上にアップグレードする場合は、確保するデータ量に応じて月額料金を払わなくてはいけません。
容量と月額料金は下図の通りです。
月額130円で50GBまでアップグレードできるので、5GBでは不安という人は50GBくらいにしておいても良いかもしれませんね。
iCloud Driveの容量と月額料金は以下の通りです。
- 50GB:130円
- 200GB:400円
- 2TB:1300円