iPadでアカウントを切り替える方法・家族で使い分けるときのオススメ設定を解説!
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【iPad】家族で使い分ける3つの設定方法
iOSの「アクセスガイド」と「スクリーンタイム」を組み合わせて、ゲストモードを再現する方法は、次の通りです。
- 「アクセスガイド」で画面の制限をかける。
- 「スクリーンタイム(機能制限)」でアプリ起動を制限する。
- 「スクリーンタイム(機能制限)」でアプリの削除を禁止する。
「アクセスガイド」で画面の制限をかける
「アクセスガイド」を有効にすれば、ひとつのアプリしか起動できないようになり、かつアプリの画面に制限をかけることができます。
制限をかけた範囲ではタップやスクロールなどの操作が無効になります。
「アクセスガイド」を解除するにはパスコードが必要になるので、勝手に解除されて操作される心配はありません。
では、「アクセスガイド」を有効する手順を詳しく見ていきましょう。
「アクセスガイド」を有効にする
まずは、以下の手順で「アクセスガイド」を有効にして下さい。
「設定」アプリを起動します。
「アクセシビリティ」をタップしましょう。
「アクセスガイド」をタップして下さい。
「アクセスガイド」のスイッチをタップして設定をオンに切り替えます。
これで「アクセスガイド」が有効になりました。
なお、コントロールセンターに「アクセスガイド」を追加しておくと、すぐに設定を変更できるので「設定」アプリで設定を変更するのが面倒な方は追加しておきましょう。
「設定」アプリを起動します。
「コントロールセンター」をタップしましょう。
「アクセスガイド」の左横にある「+」ボタンをタップして下さい。
これで、追加完了です。
コントロールセンターを開き、以下のボタンをタップすれば「アクセスガイド」を有効にできます。
「アクセスガイド」を開始する
設定を有効にしたら、アプリ画面の制限範囲を設定して「アクセスガイド」を開始しましょう。
- 設定を有効中に使いたいアプリを起動。
- ホームボタンをトリプルクリック(3回連続で押す)。
- 制限したい部分を円で囲む。
- 制限したい部分を囲み終わったら、画面右上の「開始」をタップ。
- iPadのパスコードを入力。
- もう一度パスコードを入力。
これで、設定完了です。
薄いグレーになっている箇所は操作を制限されている部分です。
この範囲内でのタップやスクロールといった操作は無効になります。
「アクセスガイド」を終了する
「アクセスガイド」を終了するには、以下の手順で操作してください。
- アプリの画面を開いた状態でホームボタンをトリプルクリック(3回連続で押す)。
- iPadのパスコードを入力。
- 画面左上の「終了」をタップ。
「スクリーンタイム(機能制限)」でアプリ起動を制限する
スクリーンタイムを有効にすれば、iPadを貸し出しているときに特定のアプリを起動できないよう制限できます。
アプリの起動を制限するには、以下の手順で設定を変更してください。
「設定」アプリを起動します。
「スクリーンタイム」をタップしましょう。
「コンテンツとプライバシーの制限」をタップして下さい。
「許可されたApp」をタップします。
起動させたくないアプリのスイッチをタップしてオフ(灰色)へ切り替えましょう。
これで、設定完了です。
設定をオフにしたアプリのアイコンは、ホーム画面に非表示となり、アプリを起動できなくなります。
「スクリーンタイム(機能制限)」でアプリの削除を禁止
スクリーンタイムを有効にすることで、iPadの貸し出し時にアプリを勝手に削除されることを防げます。
削除を禁止するには、以下の手順で設定を変更してください。
「設定」アプリを起動します。
「スクリーンタイム」をタップしましょう。
「コンテンツとプライバシーの制限」をタップしてください。
「iTunesおよびApp Storeでの購入」をタップします。
「Appの削除」を選択しましょう。
「許可しない」にチェックを入れてください。
これで、設定完了です。
- 「アクセスガイド」を有効にすることで、iPadの画面に制限をかけ、「スクリーンタイム」機能を設定することで、アプリの起動を制限する。
iPadでもiOSの標準機能を使ってゲストモードに近い状態を再現できる!
iPadには、PCのように「ゲストモード(ゲストアカウント)」に切り替える機能は存在しません。
しかし、iOSの標準機能である「アクセスガイド」と「スクリーンタイム」を有効にすれば、起動できるアプリや特定の操作に制限をかけることができます。
ゲストモードを再現すればデータを勝手に見られたり、設定を変更されたりすることもないので、家族や友達にiPadを貸し出す際は、この記事を参考に設定してみてください。